タンタルス―内田百けん集成〈11〉 ちくま文庫 (ちくま文庫 う 12-12)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480037718

感想・レビュー・書評

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  • 学生航空発展のうらに百閒先生がいたとは。

  • 飲みたいときに飲めず、飲みたくない時に飲む羽目になる、ああまさしくタンタルス!!
    というわけでとてもビールが飲みたくなります。

    そういえば談話室「海と船と冒険」でご紹介いただいたのでした、ということを読み終わって思い出した(笑)
    船のお話は少しだけで、飛行機はたくさんありました。
    でも面白かったので結果オーライ(死語?)

  • 酒、飛行機、船――など、
    作者が愛し情熱を傾けたものに対して想いを綴った随筆集。
    戦時中にもこんな風に飄々と生きていた人がいたのかと感嘆。
    タイトルはギリシャ神話中の人物の名。
    神々の秘密を漏らした罰を受け、顎まで水に浸けられながら、
    喉が渇いて水を飲もうとすると、その水が退き、
    苦しんだというお話から。
    ビールが無ければ無いが為に
    尚更飲みたくなるのはけしからんことだ……と(笑)。

  • やっぱり前半のビールを飲みたくて、飲みたくて苦労した話が好き。
    後半の飛行機の話は、まぁ、時々よかった。
    自分に酒をつごうしてくれた人が、戦争で死んじゃったりとかね。
    そういう人の生き死にについてのエピソードもいい。

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