バートン版 千夜一夜物語 6 (全11巻) (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (634ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038463

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  • -アル・マアムン教主とエジプトのピラミッド
    -盗人と商人
    -宦官マスルールとイブン・アル・カリビ
    -歌を聞いて恋におちた愚かな先生
    -あほうな先生
    -学校の先生になりすましたあき盲
    -王と貞淑な妻
    -マグリビ人アブド・アル・ラーマンの大鳥の話
    -アディ・ビン・ザイドと王女ヒンド
    -ディイビル・アル・フザイと上﨟とムスリム・ビン・アル・ワリド
    -モスルのイサアクと商人
    -三人の不幸な恋人
    -アブ・ハサンが屁をした話
    -タイイ族の恋人たち
    -恋に狂った男
    -回教徒になった副修道院長
    -アブ・イサとクラト・アル・アインの恋
    -アル・ラシッドの子アル・アミンと叔父イブラヒム・ビン・アル・マーディ
    -アル・ファス・ビン・ハカンとアル・ムタワッキル教主
    -男女の優劣についてある男が女の学者と議論した話
    -アブ・スワイドとこぎれいな老婆
    -アリ・ビン・タヒル太守とムウニスという娘
    -若いつばめをもった女と大人を情夫にもった女
    -カイロ人のアリとバグダッドの幽霊屋敷
    -巡礼男と老婆
    -アブ・アル・フスンと奴隷娘のタワッズド
    -死の天使と高慢な王と道士
    -死の天使と富裕な王
    -死の天使とイスラエルの子孫の王
    -イスカンダル・ズ・アル・カルナインと貧しい人々
    -アヌシルワン王の威徳
    -ユダヤ人の判官と貞節な妻
    -難船の憂きめにあった女とその子供
    -信心深い黒人奴隷
    -道心堅固な盆作りとその女房
    -アル・ハッジャジと信心家
    -火をつかんでも平気な鍛冶屋
    -神から雲を授けられた信者と敬虔な国王
    -回教徒の戦士とキリスト教徒の乙女
    -キリスト教王の王女と回教徒
    -予言者と神の審き
    -ナイル川の渡し守と隠者
    -島の王と敬虔なイスラエル人
    -アブ・アル・ハサンと癩患者アブ・ジャアファル
    -巨蛇の女王
    --ブルキヤの冒険
    --ヤンシャーの話

  • 男女の優劣についてある男が女の学者と議論した話、なんというかな笑 少年愛が女を愛するより優れているか? 男女どちらが優劣か? そんなもんそれぞれでよろしかろ笑
    アブ・アル・フスンと奴隷娘のタワッズド、読み込めばかなりイスラム世界が理解できそう、だけど低能には難しかった‥‥こんな奴隷女いるもんか。天才学者様だった。
    ちょこちょこキリスト教徒を改宗させる話が。うーん宗教戦争の歴史だな。
    後半は「巨蛇の女王」話が入れ子になりまくって混乱する。主人公以外に一生を語られる人間の冒険譚が主人公以上にすごいってのが面白い笑

  • 読書日2015年9月1日-9月13日
    14歳の奴隷娘とヤンシャ王子とハシブと大蛇の女王の話が印象的でした。

    奴隷娘では、話を読み進めていると本当に14歳なのかと疑ってしまいます。
    本当は20代か30代ではないのかと、余りにも博識過ぎます。

    ヤンシャーは5歳にして女性に恋焦がれ、ハシブは当初にくらべたら信じられないぐらい知識を得たりと、かなり読み応えがあります。

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著者プロフィール

大場正史
一九一四(大正三)年、佐賀県生まれ。本邦初の『バートン版千夜一夜物語』の完訳を遂げたほか、外国文学、性風俗をめぐる多数の著書・訳書を遺した。一九六九年没。ほかの訳書にサド『ソドムの百二十日』、ヴァーツヤーヤナ『カーマ・スートラ』など。

「2022年 『戦争か平和か 国務長官回想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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