居候ソウソウ―百けん集成〈14〉 (ちくま文庫 う 12-15)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480038944

感想・レビュー・書評

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  • さすが内田百閒先生

    九つのおとぎ話、良かったです。
    特に、桃太郎。猪が最高でした。

  • 挿絵つき。

  • 「どうにも手におえなくなれば登場人物を鏖殺[みなごろし]にして、結末をつける外はなかろう」と考えて始めた連載小説、さてその結末はといえば、出版社倒産で雑誌がなくなって終了。なんともヒャッケン先生らしい適当さが笑えます。谷中安規氏の挿絵版画も楽しい。この本に含まれている「王様の背中」も、短い童話集ながらちょっと不思議なテイストでイイ感じです。こちらも木版画の挿絵が豊富なので、版画好きな人は眺めているだけで楽しめるはず。

  • 少し前に読み終わったので、感想があいまいになっています。

    お上さんに対する目線が、すごくお上さんを馬鹿にしているように感じた。
    もう少し馬鹿にしたような描写でお上さんを書いていたら、私は作者が少し嫌いになっていただろうと思う。
    あと、おならの話を延々と続ける先生の話は長すぎたと思う。

    お上さんに頼まれて猫を捨てに行くところ、生まれた猫をすぐ殺してしまうことへのなんとなく釈然としない気持ちの描写が、すごく実際的で印象に残った。

    御伽噺的な短編の数々は、そっけない感じがして、ご教訓べたべたのありがちな御伽噺よりすきです。
    あと、風船画伯の版画が好きです。

  • 2009/07/25-08/01
    ブックフェアで8掛
    新聞連載していたとは知らなかった

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