新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)
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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
再読。クラフト・エヴィング商会の創始者である祖父が残したトランクから発見された手帖。そこには幻の都市・アゾットの旅行記が記されていた……。
忘却と記憶をテーマにした旅が時に幻想的に、時に哲学的に語られる。緻密な構成で幾重にも隠された意味や言葉遊びを読み解くも良し、豊富な図説をただ眺めるもよし。何通りもの愉しみ方ができる作品。
とっても不思議な物語。
雲をつかむような話。
こういう空気、とってもいいなぁ。
もう一度、いや二度でも三度でも、じっくり読んでみたい作品。
それから、98年版も。
過去に読んだ本。クラフト・エヴィング商會さんの小説。
面白い。レトロな雰囲気の世界観と、こちらの世界とあちらの世界がが交錯する物語。
イチオシである。
稲垣足穂のような軽やかさとファンタジーがある。
「この世にはな、結局、<解釈>しか存在しておらんのじゃ。この世には人の数だけ<解釈>がある。そして、それらがときに結び合ったり、ときに争ったりしておる。世界というものはな、そうして<解釈の戦い>で成立しておるんじゃ」
架空の国、アゾットの物語。
本が持つ独特の世界観がたまらなくすき。
不思議がいっぱい。
文庫本は単行本とほんの少しだけ中身が異なるそうですね。
出てすぐ手に入れましたけど、じつはまだ中身を見ていません。
いつか気分がゆったりしたときにたしかめてみましょう。
クラフト・エヴィング商會、吉田浩美氏、吉田篤弘氏を知ったきっかけ。記念すべき一冊。
本屋で親友から「これいいよー」と勧めてもらい、後日購入したのが7年前?かな。
以来、何度も読み返してる。
独特で不思議な世界観や表現、素敵な挿絵。名作とは、このようの作品を指すのだろう。
こんな世界を創りだせるってすごい。
不思議な国アゾットに関する旅行記。
読んでると、頭の中・心の中にアゾットがどんどん広がる。
知らない土地にふらりと行ってみたい、そんな気分にもなる。
発見がたくさんあって面白かった。日常の何気ない言葉の中に、これほど考察できる要素が詰まっているなんて!
本書は〝すぐそこの遠い場所〟の姉妹本です。〝すぐそこの遠い場所〟は、〝アゾット〟という世界を、事典という形をとりながら紹介するものでしたが、この本では、クラフト・エヴィング商會の現主人(著者)の祖父が、むかし商旅行で〝アゾット〟へ行ったときの記録を、当時の手帳から抜粋したものという作りになっています。 ただし、著者は〝アゾット〟が祖父の空想の産物であるあることを承知しています。そうとわかっていな... 続きを読む »
「すぐそこの遠い場所」の姉妹編であり1998年出版の文庫(手帖)版。1998年版のほうが写真が多いらしい。クラフト・エヴィング商會は写真が好きなのに文庫はあえてカットしてあるとか。残念。
とにかくクラシカルで綺麗な本。読んでいて心地良い文体だし、この世界観好きだなぁ。全体的に静謐な印象で。
ただゴンベン先生の解釈はいらないんじゃないかな。読者だって読んでいてそれくらい解ると思うし、一々確認されると醒めてしまう。
「Nights」のお話が一番好き。ムーンシャイナーも「Nights」を一番飲んでみたい。まぁ酒好きとしては全部飲みたいところですが 笑
クラウド・エヴィング商會に関係して手に取った本、二冊目。
購入したものとしては一冊目。
中身が同じだとわかっていても、ハードカバー版がほしくなってきます。
例えば、真顔で愚にもつかない話をする人がいて、でも話を聞いているうちにそれがだんだん本当のことのように思えてきたりして、その冗談にのっても良いんじゃない、って思わせられるような本。
大人じゃないとこの本の面白さは本当にはわからないんじゃないだろうか。本音と建て前を知り、笑顔と愚痴を使い分け、そして遊ぶときは全力な大人の方へ、勧めたい。
姉妹本『すぐそこの遠い場所』もご一緒に。

ある日、主人公はクラフト・エヴィング商会の先代にあたる祖父の手帖を見つける。その中には「アゾット」という世界の旅行記が記されていて…というお話。
ユーモアとファンタジー要素たっぷりに、人の世界につい...





