沈黙博物館 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 127
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480039637

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  • 「博士の愛した数式」の小川洋子女史の小説。なんとも不思議な物語。人の形見を展示する沈黙博物館の作成依頼を受けた主人公。この博物館のある街がまた不思議。もしかして死者の街?

  • 穏やかに、不穏。

  • 生きながらえさせられ永久に晒され続けるものたちについて

  • 死者の形見博物館ができるまで。

  • ナチのホロコーストにより亡くなった方々への鎮魂歌.徹頭徹尾,色も温度もない世界(すなわち死者の世界)を描き,魂の居場所を作り上げ,昇華させていく.少し銀河鉄道の夜を彷彿とさせるが,より魂に寄り添う作者の気持ちが全面に表れる.合掌.

  • 2011.12.04

  • 尻切れトンボ?

  • 最後が安部公房の砂の女のように主人公が囚われる
    庭師が怖かった

    文章は美しかった
    小川さんの話の中で怖くなった話だった

  • 好きな作家さんなので読みたい。

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著者プロフィール

1962年、岡山市生まれ。88年、「揚羽蝶が壊れる時」により海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」により芥川賞を受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞及び本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その他の小説作品に『猫を抱いて象と泳ぐ』『琥珀のまたたき』『約束された移動』などがある。

「2023年 『川端康成の話をしようじゃないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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