謎の物語 (ちくまプリマーブックス)

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制作 : 紀田 順一郎 
  • 筑摩書房 (1991年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480041517

謎の物語 (ちくまプリマーブックス)の感想・レビュー・書評

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  • 米澤穂信『追想五断章』から
    リドルストーリーに興味が出て読んでみた。

    「女か虎か」は、さすがに聞いたことあった。この話か。
    どの話も面白かったんだけど、これは、リドルストーリー・・・?
    と思うものが少しあった。
    確かに、結末は記されていないけれど
    文章中で、その結末に至るように導かれているというか・・。

    まあ、でも小説の読み方に正答なんてない、
    読んだ人がそれぞれ感じたことがそれぞれ正しいと思っているので
    こういう、読んだあとに色々考えられる話もいいね。

    わからないものは、わからないままでいい。

  • さぁこれからクライマックス、吉と出るか凶と出るか。
    謎解きはこれから。

    そのタイミングでバッサリ切られる。
    結末はわからない。
    次の展開に向けてページをめくりたいのにTHE END。
    そんな短編集。

    やきもきしてアレコレ妄想が膨らむ本。
    自分だったらどうする?どうなる?って深いところまで考える。
    夜中に読むと続きが気になって眠れなくなります、たぶん。

  • 結末が明確に書かれていない物語を集めた本です。
    一つの物語を読み終えたあと、その結末について自分なりの答えをあれこれ想像しました。
    こういう読者に結末を委ねるかたちの話、好きです。

    ~特に印象に残った話~

    「女か虎か」(F.R.ストックトン)
    自分の気持ちを押し込めて、愛した人が自分以外の女性と幸せになることになったとしても生き残って欲しいと思うのか。他の誰かに取られるくらいなら、いっそ愛した人の死を・・・と思うのか。そうした微妙な心境の中にいる王女が指し示した通りに、男が素直に選ぶのか。

    「謎のカード」(C.モフェット)
    そのカードを見た人たちが手のひらを返したように冷態度になる。しかも最後までカードに書かれた内容を「自分だけ」が知ることができない・・・。

    「新月」(木々高太郎)


    「おもちゃ」(H.ジェイコブス)
    大事なものを、一つだけしか選べない。そのうえ、今すぐ決断しなければならない。
    優柔不断な自分にとって、想像して一番怖い話でした。
    思い出は選べない・・・。

  • さあ、この後どうなるでしょう、っていう結論のない話を集めた短編集。想像力が試されます。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 謎をテーマにしたアンソロジー
    海外の作家から国内の作家まで
    謎だらけの一冊であった。

    結論は読者次第。。。って
    なかなか面白いんじゃないですか。

    F・R・ストックトン「女か虎か」
    C・モフェット「謎のカード」
    B・ペロウン「穴のあいた記憶」
    D・ブッツァーティ「なにかが起こった」
    小泉八雲「茶わんのなか」
    N・ホーソーン「ヒギンボタム氏の災難」
    木々高太郎「新月」
    上田秋成「青頭巾」
    W・デ・ラ・メア「なぞ」
    稲垣足穂「チョコレット」
    H・ジェイコブズ「おもちゃ」

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