シェイクスピア全集28 尺には尺を (ちくま文庫)

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制作 : William Shakespeare  松岡 和子 
  • 筑摩書房 (2016年4月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480045287

シェイクスピア全集28 尺には尺を (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

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  • Original title:Measure for Measure.
    Author:William Shakespeare.
    この物語は、喜劇若しは問題劇に分類されますが、私は後者だと考えています。
    慈悲、真実、正義、自尊心に対し、様々な問答が行われます。
    中でも面白い人物はLucioです。
    神父に扮したDuke Vincentioとは知らずに、公爵に対しての悪口を滔滔と述べます。
    公爵が彼に正体を明かした時に、どの様に処すのかが物語を読む中での楽しみでした。

    修道女見習前なのでIsabellaの年齢は、十歳から十四歳と想像しながら読みました。
    貴族の娘らしく、堂々と兄Claudioの助命嘆願を行う姿勢に惹かれました。
    彼女の嘆願は慈悲が勝りますが、同等に正義も強く感じられます。
    それらの言葉がDuke Vincentioの心を掴む事となるのにも納得が行きます。

    Lucioと引けを取らず面白い好人物はDuke Vincentioです。
    臣下が国民にはWienを離れたと思い込ませ神父様に変装し、
    Claudio兄妹や死刑囚を諭したり、公衆の面前で怒鳴ってもおかしくない状況で
    Lucioが放つ悪口を言いたい放題にさせる等々から、お茶目さを感じました。

  • 物語の背景に特定の信仰があるので、ちょっととっつきにくさがありました。読みやすいですが、読後は煮え切らないです。
    日本昔ばなしとかも、結局はこの類になるのかなと思いました。

  • 中々、不思議なストーリー展開だった。
    婚前交渉で子供が出来た男が死刑判決になり、それを妹が救おうとして奮闘する。
    公爵がちゃちゃを入れる。
    公爵代理が何故か妹に惚れ、モノにしようとする。

  • セキララすぎる欲望をぶつける人ばっかりな話orz なんとなく“男はみんなこうしたもの” って気もします・・ラストは結婚式なのですが・・式の後の人生は・・墓場かも・・ ひどいけど 実際にありそうで 恐ろしい話でした。

  • 尺には尺をというタイトルは、いわゆる同害報復法で目には目を歯には歯を。当初は正義感にあふれるアンジェロとイザベラがどんどん汚れていく様、同害報復としての結婚で終わるクライマックスなどが面白い。蜷川幸雄がこの作品の公演前に亡くなってしまったのが残念。公演は開催するとのことで、追悼公演として良い作品にしてもらいたい。

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