シェイクスピア全集29 アテネのタイモン (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480045294

感想・レビュー・書評

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  • 悪口書くの上手い笑。面白い

  • 完全には整理されていない印象は確かにあるものの、
    テーマは分かりやすく一気読み。

    タイモンが落ちぶれた後でも、
    お金を持っているかもという噂だけで
    かつてへつらっていた者たちが
    またぞろぞろやってくるのが面白い。
    まだたかる気なのかと。

    聖書か福音書で見たような、
    「気前のいい人が最後には大金持ちになる」という話かなと思っていたら違った。
    なんだかやり切れないラスト。
    アテネも攻められなかったし。

    不実な友人たちの不実な台詞のキレ良し。
    シェイクスピアに何かあったのか不安になるほど人間不信な台詞の数々。
    でも金銭トラブルが面白く書かれたものって
    本当に面白くなる。隠れた名作って感じ。

  • シェイクスピア視聴会の予習。読んでも微妙、劇にしても微妙そうな気が・・・

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著者プロフィール

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

「2019年 『ヘンリー五世 シェイクスピア全集30巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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