エリートのつくり方―グランド・ゼコールの社会学 (ちくま新書)

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著者 : 柏倉康夫
  • 筑摩書房 (1996年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480056580

エリートのつくり方―グランド・ゼコールの社会学 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 1995年刊行。◆フランスの高等教育。それは、激烈な競争と猛勉強を所与の前提とするエリート教育であり、それは概ね「グランド・ゼゴール」で行われてきている。その実情を、主に、史的な流れに沿い、そこに所属していた大学人、哲学者、文学者などの経験談から読み解く。ただし、内容は学術的とは言い難く、様々な関係者の人物評伝の趣き。つまり、人物評伝としては興味深いが、本書からは、フランス教育に通底する理念やその変遷を感得するのは難しいかもしれない。◆著者はNHK解説委員主幹。

  • なんか前に読んだような気もするのだけど。十年前の本なんだけど、今じゃグランゼコールの教育ってどのように評価されてるんだろう?グランゼコールの教育観って、とてもヨーロッパ的だな〜って思うんだよね。このような高等教育機関を作る、スーパーエリートを作り出してその人たちに国の命運を託すって考え方も。正直言って僕はこの考え方に賛成なんだけど、日本では受け入れられない考え方なんだろう。日本の教育は悪平等でしかないからね。日本のような皆が同じ教育を受けるという考えは、フランスではあり得んからね。その人に相応しい内容の教育を受けることこそ平等なのであるし、人の能力には差があって当然だし、そして能力の評価と人間の評価は違うというコンセンサスが市民レベルで共有されてるし。日本も戦前はそうしたエリート教育を行ってたと思うんだけど、なんでやめちゃったんだろうな??

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エリートのつくり方―グランド・ゼコールの社会学 (ちくま新書)の作品紹介

グランド・ゼコールは革命のさなかの一七九四年、強烈なナショナリズムを背景に、理性にもとづいた国家の創出と拡充をめざして作られた。それ以来、優れた知識人を数多く輩出して、今なお文化の世界だけでなく政・財・官の指導層に人材を送り続けている。フランスの国運を担った超エリートシステムの二百年の軌跡を、興味深いエピソードを交えて紹介する。

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