宗教学講義―いったい教授と女生徒のあいだに何が起こったのか (ちくま新書)

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著者 : 植島啓司
  • 筑摩書房 (1998年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480057785

宗教学講義―いったい教授と女生徒のあいだに何が起こったのか (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 全然面白くなかった……

  • 植島さんのことは、なんとなく異色の学者というイメージだったが、本を読んでみて確かに、と思わされた。戯曲調の書き方や結末も含めて、何かを解説しようというより、刺激を与えることに重点が置かれてる気がする。その意味ではまさしく宗教的なんでしょう。
    本当かどうか分からないが、上野千鶴子とのエピソードや学生のレポートなど読み物として面白い。そして多めの注に出てくるほとんどの人物や本を知らなかったので、いろいろと興味をそそられた。
    昨年出て気になっていた処女神の本も読むかな。

  • 男性教授と女子学生とのあいだにおこなわれた宗教学の講義と事件を、戯曲の形式で記した本です。

    カルトやマインド・コントロールのほか、ニューエイジサイエンスに近いようなものまで、多様なテーマが教授によって解説されており、興味深く読みました。

    ミステリの仕立てになっているのですが、女子生徒が最後におよんだ行為のはっきりした理由が示されているのか、よくわかりませんでした。

  • 神の存在の是非を問う人と、そんなの(神)どうでもいいという無関心の人との間には、深淵がある。
    カルトの定義によると、カトリックから見たプロテスタントは、ずっとカルトだった。でも、キリスト教もカルトだったよ。

  • ちょっと話のオチが僕には理解出来なかったが、この会話劇で繰り広げられる話はところどころ示唆に富んでいる。引用参照。

  • 宗教というと何かしら胡散臭いようないかがわしいような響きがあるが、全くその通りなのだろう。
    宗教学になると、もっと複雑怪奇なもので、「それは心理学でも社会学でも哲学でも、他のどんな学問とも違う見地から宗教を考えるものだ」と、うちの大学の教授は言った。
    まず宗教学とは何ぞやと、それの合点が行くこと自体が難しいと。
    残念ながら私は宗教学を選ばなかったが、その教授の講義はとても面白かった。
    この本はその教授の話を思い出させてくれ、少しだけその「解答」を教えてくれた、のかもしれない。

  • [ 内容 ]
    研究一筋の老教授と美しい女生徒。
    さりげなく始まった授業は一見順調に進みそうに見えた。
    なぜ人は宗教にひかれるのか、カルト、マインドコントロールとは何か、いったいタブーに根拠はあるのか、等々-さまざまな宗教学上のテーマをめぐり、教授と女生徒の奇妙な個人授業は進行していく。
    しかし、二人の間にはまた別の物語も進行していたのである。
    はたして最終講義の思いがけない結末は…。

    [ 目次 ]


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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  新興宗教、カルト、マインドコントロール、恋愛、トランスといったテーマについて、教授と女生徒が登場人物となって話が進められる戯曲。単に対話形式でこれらのテーマを解説するだけではなく、対話と共にミステリアスなストーリーが進行し、衝撃の結末を迎える、という異色の新書。
     「いかなる宗教グループも最初はカルトとして出発」(p.49)するとか、「マインドコントロールのメカニズムについて、宗教の勧誘を例にとって」(p.65)説明されている部分など、とても面白く読めた。関心のない人は恋愛の対象には絶対にならないけど、自分が嫌いだと思っている人でも関心があるということは、その人は恋愛の対象になりうる、という話も納得した。ゴヤの話とか、色んなところで伏線が張ってあるけど、やっぱりどうしてあんな結末になるのか、よく分からない。副題の通り、本当に「いったい教授と女生徒のあいだに何が起こったのか」という感じで、煙に巻かれてしまった。けど、宗教に関する話の内容も去ることながら、登場人物の不自然な口ぶりや行動から、登場人物の過去を想像したりして、面白かった。(10/07/02)

  • 最後がよく理解できなかったけれど…。

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