英単語倍増術: 必須一〇〇〇単語を二倍にする (ちくま新書 236)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058362

感想・レビュー・書評

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  • 2000年刊行。英単語は熟語。そして、英語も歴史的所産で、特に、グレートブリテン島はあらゆる言語が集積したるつぼである。これを前提に、本書は、英語の形成史、各種語源や接頭語・接尾語その他単語の構成部分に関する淵源を解説し、重要単語を増加させようとする試みの書である。確かに、本書を読んで、それだけで単語が増えるわけではない。かといって、多読のみで単語を増やすことも非現実的だし、単語集を機械的に覚えるのも退屈で味気なさすぎ。ならば、語源を意識しつつ本書を読み、さらに辞書を引くこと自体、有意義と思える。
    ただ、過剰な期待も禁物で、語源や淵源としての語義から単語の意味を、常に導出できるわけではない。色々想像を巡らせる必要も多く、意外な付加要素が必要なのも事実。

  • 『英単語速習術』(ちくま新書)の続編です。

    接頭辞や接尾辞、英語史の知識などを簡潔に紹介した上で、前巻で取り上げられた必須1000語をもとにさらに1000語の習得をめざそうという内容です。接頭辞や接尾辞、語源などの情報は、それなりに興味深く読みましたが、じっさいに単語を覚える上でそれらの知識
    が役に立つかどうか、やや疑問を覚えます。それらの知識が役に立つこともあるかもしれない、という程度の構えで取りかかるのが良いのかもしれません。

  • 評価の高い本だけど、個人的に合わなかった…

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著者プロフィール

作家、英語教育研究家、ツイッター「10秒英語塾」主宰。1950年東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科卒業後、出版社に入り、英語教材の開発、国際的な経済誌の創刊、学習ソフトの開発などを手がける。1997年に独立し、以後年間8冊という驚異的なペースで精力的に執筆を続けており、執筆依頼が途切れたことは一度もない。10年連続で10万部を売り続けた記録をもつ。主な著書に『英語の見方が180度変わる 新しい英文法』(IBCパブリッシング)、『話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『すごい言葉』(文春新書)などがある。ここ数年はセミナーの開催、画期的な語学学習ソフトの開発、出版コンサルなど、活動の場を広げている。オフィシャルサイト http://y-hareyama.sakura.ne.jp

「2015年 『誰でもできる 日本紹介英会話 大特訓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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