日本語案内 (ちくま新書 274)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 30
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480058744

作品紹介・あらすじ

ことばは人を映しだす。日本語はその奥にいる日本人を映しだす。日本語はいったいどんな言語なのだろう。「どうせ」「いっそ」「さすが」「ぼつぼつ」「どうも」など、具体的に何をさすかはっきりしないことば、外国語に訳しにくいことばは、それだけ日本語独特の表現である可能性が高い。そういった日本語の特質を、発音のしくみ、文字と表記法、語彙の構成、文法と表現など、思わず膝を打つ身近な例をひきあいに、ニュアンスを楽しくわかりやすく説き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 現代の日本語の音声、文字、語彙、文法について、分かりやすく説明した本です。

    内容的には日本語学の入門書ですが、言葉についての軽いエッセイのような語り口で、楽しく読み進めることができました。

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著者プロフィール

1935年、山形県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授(日本語研究教育センター所長)、現在は名誉教授。日本語文体論学会代表理事、現在は名誉顧問。主著に『日本語レトリックの体系』『日本語文体論』『日本語 語感の辞典』『日本語 名表現辞典』『日本語 笑いの技法辞典』『新明解 類語辞典』『類語ニュアンス辞典』『美しい日本語』『日本語の勘』『日本語名言紀行』など。

「2023年 『文章作法事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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