- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480058782
作品紹介・あらすじ
「文は単語でできている」というのは、はたして本当か。なぜ英語では、同じ単語がいろいろな品詞で使えるのか。そもそも、英語と日本語はどこが違うのか。-従来の文法書はこれらの素朴な疑問に答えることなく、ひたすら文法用語の解説に終始してきたきらいがある。本書は、日本語と英語の間の距離を測る実験から出発し、英語という言語の特質に、さまざまな側面からアプローチしていく。これは、構想10年、英語教育に情熱を燃やし続けてきた著者による、これまで誰も書かなかった「日本人のための英文法」の試みである。
感想・レビュー・書評
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大変面白い語り口で知らず知らずに英文法の魅力にはまっていきます。
この著者の本は他にもぜひ読んでみたいですね。 -
2014/5/1図書館から借りてきた。
2014/5/10返却。 -
[ 内容 ]
「文は単語でできている」というのは、はたして本当か。
なぜ英語では、同じ単語がいろいろな品詞で使えるのか。
そもそも、英語と日本語はどこが違うのか。
―従来の文法書はこれらの素朴な疑問に答えることなく、ひたすら文法用語の解説に終始してきたきらいがある。
本書は、日本語と英語の間の距離を測る実験から出発し、英語という言語の特質に、さまざまな側面からアプローチしていく。
これは、構想10年、英語教育に情熱を燃やし続けてきた著者による、これまで誰も書かなかった「日本人のための英文法」の試みである。
[ 目次 ]
プロローグ 旅の支度
1 日本語と英語の距離を測る
2 「SV」感覚
3 英文法の道具立て
4 文はフレーズでできている!
5 クイズで覚える英文法
6 動詞句の3段構造
7 「文型」か「文形」か?
8 道具としての「5文型」
9 仮定法の質問
10 巻末和訳問題・24人の悟り
エピローグ 英語の国の憲法
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
英文法とオブジェクト指向と結び付けたかった時期があります。
「英語の文は、『動詞』を中心に回っている小宇宙のようなものである」(p.124)
「私は、英語という言語の場合、ひょっとしたら2番目の見方のほうが真実に近いのではないか、と思う時がある」(p.123)
オブジェクト指向が死語になったのもこのあたりに原因があるのではないか?
オブジェクト指向の業務分析って世界を「他動詞+目的語」で切り取るようなところがありますよね?深めたかったけど深められなかった痛恨のネタだ。