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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480058904
作品紹介・あらすじ
日本語は、「話し手の気持ち」をさりげなく、しかもはっきり表現することができる言葉だ。「さすが」「せっかく」「せめて」「せいぜい」「やっぱり」等々。日ごろ無意識に使っている、文章の頭に置くこうした言葉(副用語)にこそ、その気持ちを伝えるパワーの鍵はあった。ならば、これらの言葉を意識して使えば、もっと自分をうまく表現できる!国語学の大家が、これらの副用語をひとつひとつとりあげながら、徹頭徹尾その謎を解く。自分の気持ちをもっともっとうまく伝えたいすべての人へ。日本語達人への道をしめす一冊。
感想・レビュー・書評
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日本語を母国語とする私たちは「せめて」や「もっと」や「とても」など(文法的には副用語)を何気なく使っているが、これは様々な外国語には存在しない、日本語独特のことばだった。
それを丁寧に説明している本。
感覚的に読める部分もあれば、時制なども出てきて難しい部分もある。母国語と言えど使いこなすのは難しい。だけど副用語をきちんと使えたら、日本語の美しさにきっと気付くと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これを読むと日本語ってすごいなって思う。例えば、『せっかく』。これをあらわす外国語はないらしい。
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