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- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480058911
作品紹介・あらすじ
日本経済新聞の連載小説が、『下天は夢か』や『失楽園』のような大ベストセラーを生み出してきたのはなぜだろうか。それはこの新聞が、戦後日本を支えてきた経済システムの激変を最もジャーナリスティックに映し出してきたからである。変容を迫られる企業社会に「日経小説」は今後ますます「日経平均」と同じくらい日本経済の現状と未来をしめす手がかりとなるのである。明日を生き抜くための、ビジネスマン必読の書。
感想・レビュー・書評
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日経小説は100年以上の長い歴史があるが、多くのベストセラーを生んできた。その理由は? 有名な「失楽園」「下天は夢か」「化身」「樅の木は残った」「大わらんじの男」などを紹介しつつ、日本の社会史の変遷を見ることが出来ると評価する。そしてなぜ歴史小説だけでなく、企業小説というよりも知識人の不倫小説が多いのか。それは読者層が一律で、読後感を話す同じ場があったから、そう言えばそうだったと思います。そして「失楽園」に見る1年の季節の遷り変り。人気の出る秘訣はこんなところにもあるのですね。
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視点はよい。ただ、なぜかいまひとう輝きが感じられず。
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