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この作品からのみんなの引用
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技においては、同じことの繰り返しが量的に積み重なると、あるときに質的な変化が起こる。
”・・・でも三ヶ月集中すると言っても、キモの部分はほんの二週間なんだ。大事なことはほとんどその二週間の中で決まっちゃう。その二週間に行き着くために、その前の二ヶ月半をやるわけ。これって、長距離ランニングと同じなんだよね。要するに持久力。持久力が集中力を支えて、その結果キモの部分の集中が来る。” 村上春樹の引用より
― 189ページ -
すでに文字に書かれていることを、短くすることだけが要約力ではない。映像やあるいは現実そのものを要約する力が、よりいっそう高度な要約力である。
・・・・
要約力は、上達の基本である。上達するためには課題をはっきりさせる必要がある。
― 39ページ -
常に最悪の状況を頭に入れておくことで、冷静に対処できる。
― 123ページ
みんなの感想・レビュー・書評
上達のエッセンス
著者は「できる人」のことを「どのような場におかれても自分が上達する筋道が見える人」と定義している。
すなわち、どんなことでも、上達の方法論は同じであるからその真髄をつかめばどんなことでも上達するということだ。
語学にせよスポーツにせよ。
そして、その上達の基礎的な力として「まねる力」「段取り力」「コメント力」としている。
(その基礎力については、筆者の他の著書で詳しく解説されている)
本書では徒然草や村上春樹を題材にして上達論を紐解いているおり、
興味深く読み進めることができる。
そして、本書を読み終えたあと、徒然草や村上春樹の本を読んでみたくなるだろう。
本書がいろいろなキッカケになる一冊であることに違いない。
齋藤氏の本は、今回で4冊目になるだろうか? 読んでいる方ならお分かりになられるかもしれないが、読むたびに、耳が痛くなる。そんな感じはないだろうか? なぜ、読むたびに、自制させられる感情を持つのか?というのは、やはりご自身お得意の「身体論」と言うのもあるのかもしれない。 しかし、それとは別に、段取り力、コメント力など、基礎的な「力」を提案するあたりにあるのではないかとも考えている。 ... 続きを読む »
斎藤孝、何かをするにしてもできる人はつねに情報と状況を的確に捕らえ変化の先にあるものをイメージしている、大抵の問題はシンプルに考えていけばトライすることができるはずであると思う。
『上達の普遍的な論理』の基礎的な三つの力を挙げ、その説明がなされている。またその三つの力を活かしながら自分にあったスタイルを探し、自分のスタイルへ統合していくための先人達の例が幾つか挙げられている。個人的にスポーツの例には分かりにくいものもあったが、普段から自分が無意識に実践できていること、共感できることがたくさんあり、時々読み返しながら自分のスタイルを築いていきたいと思った。
覚えたい箇所メモ
・8割の部分に8割の力を。
・身につける技術が何か分かっていないのはレベル↓
・質問力とは課題認識の強さ。認識が弱ければ質問などできない。
学校教育における、逆上がり・算数・部活ができるようになるには共通点があるんだって。
できない所を出来るようにしてくれるコーチも必要だけど、できているから変える必要はないといってくれるコーチも必要。
技を盗むコツは「暗黙知」と「形式知」の循環を技化することにある。
見本とする相手が「当然そうするもの」として、自然に行っていること。
真似するほうは、「これはこういう理由で行う」「こうすれば自分の出せる成果が大きくなるから、やってみよう」と、確かな論理化が必要になる。
段取りを分解して、理解できるものが、「形式知」
第1章 子どもに伝える“三つの力”
第2章 スポーツが脳をきたえる
第3章 “あこがれ”にあこがれる
第4章 『徒然草』は上達論の基本書である
第5章 身体感覚を“技化する”
第6章 村上春樹のスタイルづくり
タイトルからはピンとこないが、内容としては
上達するにはこうすればよい、というような内容になっている。
・まねる力
・段取り力
・コメント力(要約力)
+
自分のスタイルを確立する
基本的なことは上記の内容で、
具体的に例を用いて説明されている。
ちょっと読みづらかったかな
異分類とされるものでも、上達のプロセスには普遍性がある。上達というものが技能の獲得であるのなら、技の獲得の仕方、そして技の活かし方に着目すれば上達の普遍性が見えてくる。 上達のプロセスの普遍性を獲得するには、三つの力を意識することだ。コメント力(要約・質問力)、段取り力、まねる・盗む力の三つである。 自分の理想・目標とする対象から積極的にこう在りたいと思う部分を吸収する。そして自らが他者よ... 続きを読む »
齋藤孝氏の専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法ですが、教育の根底にあるのはあこがれの伝染であるという考え方に共感します。氏の著書の「教育力」はとても示唆に富んだ本でお薦めです。
古い研究メモを見ていたら、この本のことが書かれていたので、古い本ですが、読んでみました。さまざまなもの(本や他者の行き方、言動など)を上達論のテキストとして見、上達の普遍的な理論を引き出す、そして上達論的な観点を日常のさまざまな活動の中で習慣化し、「技化」することが大事であると説いています。知識として知っていても「技」になっていないと使えない意味がない、教育の肝だと思います。上達論としての徒然草の解説もおもしろいです。YN
できない自分にも充分に参考になる。
熱意を技がサポートしサポートされることも意識しないといけないと感じる。
[売却済] 奥付:2004/8/20 第21刷 雑談多いな~、という印象。もちろん本論に入るための前ふりなのは分かっているが、本論と前段がきっかりピントが合っていない感じがした。 p.36 「文/理を超えた基礎的な力である三つの力は ・<まねる(盗む)力> ・<段取り力> ・<コメント力(要約力・質問力含む)>」 p.38 「学生たちには、積極的に学会に出て、自分の... 続きを読む »
出来る人は「真似る力」「要約・質問力」「段取り力」に優れている。
という所から、全ての分野においての上達方法のヒントを提示しています。私個人の主観ですが、「真似る力」「要約・質問力」「段取り力」という始めに提示された上達のキーワードの具体的な上達論が記されていたら、より内容の濃い本になったのではないかと思いました。内容は上記3点の枝葉の内容や具体例に終始されており、それはそれで興味深かったのですが、もっと「真似る力」「要約・質問力」「段取り力」についての具体的な内容・直接の上達のヒントが知る事が出来れば濃密な読書になったのではないかと感じました。
できる人。。。ちょっと引っかかるが、 著者の言葉から、 実は私達一人ひとりすべてにあるそもそもの能力を使っている人と分かる。 その自分なりの能力を使うポイントは3つの力~「まねる→盗む」 「段取る」 「コメントする」 力 ●まねる力 守破離ということを融合した"盗む"ということ。 何でも教えてもらってそのままではなく じっと観察して、自分で... 続きを読む »
できる人は、模倣がうまい
模倣=あこがれ
コツをつかむ
いきることもこの連続ではないかと思う。
生きるコツをつかむために生きている。
できる人は、スタイルがある。
自分のスタイルをもつ。
[ 内容 ] 今日のように社会構造が根底から揺らいでいる時代には、各自が固有の判断のもとに動くほかない。 そのためには、オリジナルなスタイルをもつことが大切である。 「できる人」はどのように“技”を磨き、上達の秘訣を掴んだのだろうか。 スポーツや文学、経営など様々なジャンルの達人たちの“技”や、歴史の上で独特な役割を果たした人々の工夫のプロセスを詳細にたどり、新しい時代に求められる“三つの... 続きを読む »
「コメント力(要約力・質問力)」+「段取り力」+「盗む力」=「できる人」。
内容自体は納得だけど、なんか同じことを延々と言ってるだけのようで読み辛かった。

村上春樹さんのことが出てきて驚いた。





