食のリスクを問いなおす―BSEパニックの真実 (ちくま新書)

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著者 : 池田正行
  • 筑摩書房 (2002年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059604

食のリスクを問いなおす―BSEパニックの真実 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読み直しました。内容は今も全然通用します。ってそれじゃ、だめじゃん。

  • 前半の事実の羅列は、大前提として必要な知識とはいえ、多少退屈な感じもするけど、後半にかけての自説の展開は非常に興味深い。厳しい言い方もいちいち的を射てるし、ゼロリスク盲信の危険性も再三強調されていて、そういう点でも共感が持てる内容。マスコミなんて…って匙を投げるだけじゃなく、敢えてその世界にも踏み込んで声を上げている、っていうところも素晴らしい。

  •  食のリスクといえば中西準子さんだと思うが、とりあえずリスクについて読みたくなって読んでみました。
     BSEは僕が小学生の時に起きて、自分がその病気を恐れていたことを思います。今その問題に関して読み返すと、なんとリスクの低いことか、、、
     なぜ、人々はその問題を恐れたのか。それは、不確実なものに対する人々の不安や当時そのリスク自体が不確実性の高いものだったという事実であった。しかしながら、人々はその事実を見返して、「厚生省が悪い、メディアが悪い」といい、自分たちが被害者であるという言葉しか聞こえてこない。リスクを知らずに考えずに買わないということは、農家の被害の加害者になっているということに気づいていません。
     これからのリスク教育の在り方としての提言①ゼロリスクはないと理解すること②リスクとベネフィットの両方を考えていかなければならない③不確実性は避けられないということは重要な点であり、これをもとに授業実践していく必要があると思った。

  • 筆者がBSEに対していかに取り組んできたか詳細に書かれているが、内容はBSEに限らずすべてのリスクに対する考え方、リスクコミュニケーション論であり、全く古さを感じない.
    BSEを放射線に置き換えたら、まるで今の原発問題に通用するのに驚いてしまう.
    リスクを感情的に反対していては話が進まない.リスクに対してどちらの立場を取るのであっても理詰めで論理的に考察するべきであり、その方法論を提示してくれる優れた内容であった.

  • [ 内容 ]
    「食」が今、さまざまな危険にさらされている。
    しかし、食の絶対安全とはなにか?
    盲目的にゼロリスクを求めていいのだろうか?
    リスクをリスクとして、冷静に受け止めるにはどうしたらいいのだろう?
    BSEが猖獗を極めた時期にスコットランドに暮らした内科医が、科学的な視座から国内外BSE騒動の深層を分析、背後に潜む社会病理を精察するとともに、現代人が直面する食のリスクとその対処法をさぐる。

    [ 目次 ]
    第1章 プリオン病の生物学
    第2章 ヨーロッパでのBSEとvCJD
    第3章 日本でのBSE問題の本質
    第4章 日本でのvCJDのリスク
    第5章 BSEの社会病理
    第6章 BSEの教訓を生かす

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食のリスクを問いなおす―BSEパニックの真実 (ちくま新書)の作品紹介

「食」が今、さまざまな危険にさらされている。しかし、食の絶対安全とはなにか?盲目的にゼロリスクを求めていいのだろうか?リスクをリスクとして、冷静に受け止めるにはどうしたらいいのだろう?BSEが猖獗を極めた時期にスコットランドに暮らした内科医が、科学的な視座から国内外BSE騒動の深層を分析、背後に潜む社会病理を精察するとともに、現代人が直面する食のリスクとその対処法をさぐる。

食のリスクを問いなおす―BSEパニックの真実 (ちくま新書)はこんな本です

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