ヒトはどうして老いるのか: 老化・寿命の科学 (ちくま新書 381)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059819

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと自論を押し付けられ過ぎるのがタマニキズかな

  • 一つ私が混同していたことで整理がついたのは「老化」と「寿命」は一緒じゃないっていうこと。寿命はプログラミングされていて成長と同じように必ず訪れるものだけれど老化は生物学的にはどうでもいいことで逆手に取れば個人の心がけ次第で結構融通が利く。ぴんぴんコロリは夢想ではない。

    あと「人間たるもの生老病死の四苦はあって当然。ま、仕方ない」ぐらいに仏教徒としては思っていたけれど、死は自分にとっても種にとっても肯定的な意味合いを持つのだという理解ができて「老いるのも死ぬのもまた楽し」って気分。

    「アポビオーシス」を提唱している先生。以下は直接うかがった話。先生の恩師が先生に言った言葉。「君のデータを見れば君が机上の空論を振り回しているのか本当の研究者なのか分かる」って。 若人よ走りながら考えろ。'04

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著者プロフィール

東京理科大学教授、薬学博士。1952年 山梨県に生まれる。東京理科大学薬学部卒業、東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。アメリカ国立衛生研究所/癌研究所研究員、東京工業大学助教授などを経て現職。

「2017年 『ゲノム創薬科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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