日本の医療に未来はあるか: 間違いだらけの医療制度改革 (ちくま新書 408)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061089

感想・レビュー・書評

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  • これは鮮烈。読んでいて、憤懣やるかたない気持ちになってくる。でもきっと、眉をひそめて露骨に嫌悪感を持つ者もいるんだろうけど。でもホント、知れば知るほど医師は過小評価されてると思います。マスコミとか政府によって、偏った見方だけが刷り込まれてて、なかなか実像が見えにくくなってしまってるけど、回りまわって自分の健康のためにも、少しでも医療の在り方について見つめ直してみるべきじゃないか。アメリカは逆方向に振れ過ぎているから、それをそのまま真似る必要は全くないけど、取り入れるべきところがズレ過ぎている。そもそも、現場のことを知らない人間がすべてを取り仕切っている時点で、いかんともしがたい齟齬がうまれてしまう訳だけど。ってそれはどの世界でも共通か。根本的に、文句も言わずただ黙々と頑張っている人が馬鹿を見る構造なのですね。

著者プロフィール

1980年北里大学医学部卒業。
1984年同大学院修了。医学博士。
北里大学病院地域医療部長、内科医長、北里大学医学部非常勤講師。

「2006年 『世界を感動させた日本の医師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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