劇場政治を超えて―ドイツと日本 (ちくま新書)

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著者 : 原田武夫
  • 筑摩書房 (2003年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061133

劇場政治を超えて―ドイツと日本 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • カールシュミットとは?どのような人であるのか?
    憲法学者、ナチスと、その後の大学、両国家より公職追放。

    ドイツの政治4つの特徴
    1中長期的に持続する政治的指導力が常に存在していた
    2その理由として世論が育まれている
    3異質なものに対する寛容を皆で総合を持って良しとする
    4市民には政治施行を行えることが求められ市民を支援する仕組み

    つくられた世論(マスコミから
    マスコミ→ウソ報道。自分に都合の良くなる様に回答する。陥れられる。
    不祥事などで初期的対応に誠実さが求められる。
    媒体の変遷。印刷→電子。

    マスコミの無資格性。
    マスコミと世論。権力に抵抗するはずが、権力に転化する。
    第4の権力(=マスコミ)。社会の側に存在する。
    マスコミの世論→全体意志と錯覚し、その結果→決断主義、独裁(週刊誌、ワイドショー文化)、制度vs(抵抗勢力として)職能集団。
    インターネットの時代となり、「他者」との接点は変わる。
    人権、民主主義、国家を改めて考える必要があるのかも。


    カールシュミット、民主主義の定義。?
    ヴァイマール憲法→(全権委任法)→ナチス独裁
    ナチス時代―国民主は亜流と
    連合軍からは―ナチスの指導者

  • 2000年代前半の日本の置かれた政治状況をドイツの法学者、カール・シュミッツの思想との比較において論じた本。
    『決断主義」「独裁」・・といったキーワードの必然性と危険性。

  • [ 内容 ]
    近年の政・財・官界にわたる腐敗や規律の緩みは、「制度疲労」の極致に達している。
    かつて、このような社会状況は、たとえばヴァイマール期ドイツでも見られた。
    そこでは「改革」が叫ばれながらも、漠然とした危機感が漂うなかで「決断主義」や「排除の論理」が横行し、居丈高な「世論」が山積する問題を単純化した結果、ヒトラーによる独裁を招くことになった。
    外交官としてのドイツ体験をもとに、日本政治再生の糸口をさぐる。

    [ 目次 ]
    第1章 政治危機の深層
    第2章 「決断主義」とは何か
    第3章 独裁はなぜ生まれるのか
    第4章 世論はどこにあるか
    第5章 「抵抗勢力」の虚像と実像
    第6章 「他者」との共存をめざして

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    [ 参考となる書評 ]

  •  ヴァイマール共和国時代のドイツ、特にカール・シュミットの思考と、現在の政治とのリンクを求め、今後の示唆を示した1冊。原田武夫の初期作。決断主義や独裁、世論など多岐にわたる記述があり、少々難解だが非常に興味深い本である。もう一度読み直してみたい!

    また、リップマンやC.シュミットなどを読むとさらなる理解が得られるだろう。にしても、やはりドイツは日本にとってキーとなる国なんじゃないか?

  • ドイツかぶれによる盲目的賛美本。タイトルに期待したのにね。

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