行儀よくしろ。 (ちくま新書)

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著者 : 清水義範
  • 筑摩書房 (2003年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061218

行儀よくしろ。 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • よく言えば読みやすい。悪く言えば中身が薄い。

    ・学校に教育を丸投げするのはおかしい。特に学問以外のことに関しては、学校だけに頼らず家庭、そして社会の中で子供は学んでいくものである。
    ・子供は社会の鏡。子供がイライラしているということは、世の中の大人が(自分の人生に満足しておらず、)イライラしているということ。
    ・文化は変わる。そして言葉も変わる。問題は、どう変えていくのかということ。
    やはり、敗戦をきっかけに失ってしまった良き日本的道徳は少なくない。それを引き換えに発展を手に入れたといっても過言ではないだろう。
    ・生き方における美しさのなかに幸せを見出す社会。

    最後まで読んだけれど、タイトルと中身が合っているとは思えない。

  • 清水義範的教育論。雑感みたいな読み物で楽しく読める。言っていることは納得できることも納得できないこともあるけど、そういう考え方もあるなぁ、と軽く受け止める。教育とは文化を引継ぐこと、というのにしっくり。

  • 美しく生きること、
    それが一番だよなって。
    それはお仕着せの文化じゃなく、
    自らの育つ文化によって。

  • 学力では測れない、知力、立ち居振る舞い。
    そんなものの方が、とても重要で、しかも社会にとってもとても良いんだと
    いうこと。
    皆がわかっていても言わないことをきちんと述べてくれている。
    社会の、文化のセーフガードとして、こういう本はとても大切な気がしました。
    社会の教育力。文化の教育。

  • 教育を文化の乱れから問いている。話題がいろいろ飛ぶので(著者自身も分かっているが)つながりが見えにくく、また大人が、学校に期待を懸けずに社会全体で、自覚を持って子どもの教育に責任を果たさなければならないという主張に、特に目新しさはない。むしろ最終章の、欲望主義の影響と問題点、あと具体的に「じゃあ、実際どうすればいいのか」という点を、もっと掘り下げてほしかった。それまでノロノロ脇に逸れまくってたのに、ここで一気に駆け足になってしまったのが残念。

  • 「ゆとり教育」をめぐって喧しかった学力低下論争は、教育問題をあまりにも近視眼的に捉えているのではないかと著者は批判する。もっと視野を広げて、生活文化の中で子どもたちにどのような影響が及んでいるのかということを見据えることから、教育問題を考えなければならないというのが、著者の意見だ。

    もっともと頷ける内容だったが、それ以上に、若者のマナーが向上している例や、韓国とイランの国民性の話など、具体例が生き生きしていておもしろい。

  • 教育に対する筆者のエッセイ、といったところでしょうか。
    結構共感できます。悪い悪いと叩かれがちな日本の教育ですが、なんだかんだで質は高いです。そして常識がなくてマナーがなっていないのは大人の場合が多いです。

  • 私の年で読んでもなんも得しない。

  • もともと著者は教育大出身で、初期の作品で見られるように、学校で習うような内容をモチーフに小説書いていたので、教育にも一見識を持っているだろうということで期待して読みました。内容は、近時の"学力低下論"はあくまでも相対的な問題とする一方、国際人として自国の文化、風習をきちんと守らせることが重要であり、それは学校とか家庭とかいうレベルではなく、社会全体で取り組まなきゃいけない課題だと主張しています。個人的には、内心、ムム?と思った部分もありましたが、全体的には頷ける内容です。もう一度、日本の文化というのを教育の観点から見直そうと思いました。

  • 200704/

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