政治学を問いなおす (ちくま新書 450)

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著者 : 加藤節
  • 筑摩書房 (2004年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061508

政治学を問いなおす (ちくま新書 450)の感想・レビュー・書評

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  • 政治学が「人間の生の条件を決定する政治の動向から決して目を離さない現実性と、その政治的現実に常に警戒を怠らない批判性が要求されることは自明」であり、本書は「このような政治観に立つとき、どのような政治学が求めれるかについて考えなおしてみようとしたもの」とされている。
    ここでは印象に残った箇所や主張をいくつか挙げてみたい。
    まず、日本国憲法は押しつけ憲法ではないと論じ、護憲派の立場から改憲派を批判。そして、20世紀に襲った戦争や革命による「政治的死」を政治的に回避するべきとの主張。
    さらに、現在の政治学界への批判から、筆者が「批判主義政治学」と呼ぶ、文字通り批判精神的な政治学を実践した南原繁、丸山眞男、福田歓一にスポットを当てた箇所は印象的だった。南原繁、丸山眞男に関する本は読んだことがあるので少し読みやすかった。
    南原、丸山、福田を筆者は「現実のただなかに学問的課題を求め、その課題を解くための原理を過去の思索の歴史に訊ね、その原理をもって現実を批判した」と位置づける。歴史的視野をもって現実の問題と批判的に向き合った彼らの姿勢を評価し、それは現在にも必要なものとしている。
    所感としては、自分自身の力不足もあるだろうが、極めて難解な文章の羅列。本書の狙いはある程度達成されているのかもしれないが、既発表論文や既発表原稿などを並べたものという印象も残る。

  • 先生の本。
    大学1年のときに読んだけど、さっぱり分からなかった。

  • まあ、確かに読みやすい文体というわけではないかな。慣れてったけど。
    やっぱり丸山眞男は読んどかなきゃなあ、なんだなあ。。。あとスピノザも。。。

  • 読了

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政治学を問いなおす (ちくま新書 450)の作品紹介

政治は人間の運命を左右する力を持っているにもかかわらず、それを研究対象としている政治学は近年、そうした政治権力への緊張感を欠いている。内外を問わず、日本が様々な局面で厳しい選択を迫られている現在、政治学には何が出来るのだろうか。国家や自由、暴力、ナショナリズム、日本国憲法など、直面する問題を歴史的な展望のなかで検証し、新たな座標軸を提案する。

政治学を問いなおす (ちくま新書 450)はこんな本です

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