昆虫の世界へようこそ (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061836

作品紹介・あらすじ

ヒトと昆虫は全く異なる進化の道を歩んできた。ヒトを含めた脊椎動物は背骨で体を支える構造を発達させてきたのに対し、昆虫は外骨格で体を支える構造を進化させてきた。これにより昆虫たちは、小さな空間で生息することが可能になり、種分化を繰り返すことで地球を生命で満ち溢れた世界にできた…。昆虫の視点で撮影した大迫力のカラー写真で、小さな昆虫たちにまつわるドラマを再現する。めくるめく昆虫ワールドをご堪能あれ。

感想・レビュー・書評

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  • 20年位前に買っていて、どういうわけだか読まずにそのままになっていた本です。
    25年くらい前のデジカメ黎明期、海野さんはいち早くデジカメを使用した昆虫写真を発表してました(よくデジカメの雑誌で見かけてました)。この本はそれから5年くらいたったころの本ですが、昆虫自体はデジカメになっても変化のあるわけもなく、今でも違和感なく読むことが出来ます。海野さんの空間を感じる写真が好きなので写真多数なのも嬉しい本です。
    写真を見ていると虫のサイズになって虫の世界に入った感じになれますね。

  • [ 内容 ]
    ヒトと昆虫は全く異なる進化の道を歩んできた。
    ヒトを含めた脊椎動物は背骨で体を支える構造を発達させてきたのに対し、昆虫は外骨格で体を支える構造を進化させてきた。
    これにより昆虫たちは、小さな空間で生息することが可能になり、種分化を繰り返すことで地球を生命で満ち溢れた世界にできた…。
    昆虫の視点で撮影した大迫力のカラー写真で、小さな昆虫たちにまつわるドラマを再現する。
    めくるめく昆虫ワールドをご堪能あれ。

    [ 目次 ]
    第1章 昆虫にとっての世界
    第2章 昆虫の暮らし
    第3章 昆虫の季節
    第4章 昆虫の飛翔
    第5章 知覚とコミュニケーション
    第6章 群れなす昆虫
    第7章 隠れる擬態
    第8章 目立つ擬態

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • カメラに写される虫たちの世界。

    アップで見せられる そのポイントの選び方が素敵。

    絶対に飽きない本。

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著者プロフィール

海野 和男(うんの・かずお)
一九四七年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。『世界のカマキリ観察図鑑』『世界でいちばん変な虫 珍虫奇虫図鑑』『増補新版 世界で最も美しい蝶は何か』『蝶が来る庭』『ダマして生きのびる虫の擬態』(いずれも草思社)ほか多数。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営。

「2023年 『ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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