住宅喪失 (ちくま新書 515)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062154

感想・レビュー・書評

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  • 小泉首相の頃の本で、雇用についても少しふれられています。区分所有法の話などはひとごとではないですねえ。

  • マンション買う人は読むとよいかもな本。

    マンションはただの借家人用住宅と化しましたって話が興味深い。

    老朽化マンションの話は今後も出てくると思うが、
    多数決によって住宅の再編を行い、
    それに反対する人を合法的に追い出す制度が完成した。

    あほらしくてマンションには手が出せなくなる、そんな本。


    市場主義の成れの果てといわざるを得ない。

    また住宅金融公庫が廃止となり、
    低金利に融資を受け入れることのできない人々が急増しているという話があった。

    そうした人々は高金利で借りるか、持ち家を持たない選択をとるだろう。

    銀行は営利を求めるわけだから仕方ないけれど、
    これで豊かな住生活を実現するなんていってる政府には笑ってしまう。

  • 分類=住環境(日本)。05年1月。

  • 日本橋図書館 2005年1月の新刊

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