戦争の記憶をさかのぼる (ちくま新書(552))

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062529

感想・レビュー・書評

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  • 勿体ぶった専門用語を使う必要なんてないのに、晦渋な素振りをちらつかせる点が猛烈に鼻につく。結局、なにが言いたいのかよくわからない。『敗戦後論』が嫌いなことはよくわかった(笑)。高橋哲哉については両手を挙げて賛成まではしたくないけど、大筋、賛成というところなんだろう…と読める。ああ、やっぱりわかりにくいっ!文学の門外漢が言うのもナンだが、荒地派の評価って、これでいいんだろうか?と訝しい気分。新しい知識を得た箇所があったので、そのぶんだけ親切に(?)★をつけたくなった一冊。退屈まではしなかったけれど、個人的には鬱陶しい本、という感想。

著者プロフィール

1959年 名古屋市に生まれる
1987年 名古屋大学大学院文学研究科博士課程満期退学
金沢美術工芸大学美術工芸学部助教授、名古屋大学文学研究科教授、国際日本文化研究センター研究部教授等を経て、
現 在 早稲田大学文学学術院教授、名古屋大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、文学博士

主著:
『萩原朔太郎 《詩をひらく》』(和泉書院、1989年)
『声の祝祭――日本近代詩と戦争』(名古屋大学出版会、1997年)
『戦争の記憶をさかのぼる』(筑摩書房、2005年)
『感覚の近代――声・身体・表象』(名古屋大学出版会、2006年)
『性が語る――20世紀日本文学の性と身体』(名古屋大学出版会、2012年)
『二十世紀日本語詩を思い出す』(思潮社、2020年)
『戦後日本を読みかえる』全6巻(編著、臨川書店、2018-19年)
『戦後日本文化再考』(編著、三人社、2019年)
『戦後日本の傷跡』(編著、臨川書店、2022年)

「2023年 『戦後表現』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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