「大人」がいない… (ちくま新書)

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著者 : 清水義範
  • 筑摩書房 (2006年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480062758

「大人」がいない… (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 大人のいない未成熟な国。お遊び文化の中で浮かれるのはいいけれどいざという時君は大人の判断ができるのか?会社で近所つきあいで親として教育者として大人の対話が出来ているか?人類の行く末については?

  • 豊かになり、分別のある『大人』にならなくても生きていけるようになった日本。このままでいいのか、この先困難があった時に対応して行けるのだろうか?と読後に唸らされました。
    最後の方に書かれていた、少子高齢化で『大人』がリタイアして『大人でない』人達が中心となるこの国の将来を心配されていた話は本当にそうだと思います。

    しかし自分自身が年齢の割に『大人でない』のでまずは自分からもっとしっかりと考えることをせねば…と反省しきりです。

  • 共感並びに納得できる点は多い。
    現実の分析は正しい様な気がするが、それでどうするかまで踏み込めていない。
    かねがね気になっていたことなので、少し期待しすぎたのかも知れないが、トータル的には満足できる。

    学校の先生が一番面倒だと思っていることは、生徒の父母と関係を持つことだそうだ。
    これは、内輪の関係者には大変受けるだろう。小中学生も大学生もこの点は同じ・・・

  • 年齢を重ねても、心が大人になりきれない人が増えていることを危惧しているエッセイ。
    こどもで居るのはとっても楽だから、なるべくそこに留まろうとする人が多くなるのは仕方のないことなんでしょう。
    短絡的な思考をしない分別のある大人が増えてほしいものです。

  • 親が自分の子どもに対する接し方について、論じているくだりにドキリとさせられた。将来自分がなってしまいそうで不安になった。

  •  最近の日本に大人がいない、ということをいろんな事例で危惧する本でした。
     そういえば、日本在住が長い異国の方がたまに母国に帰って親戚などに会うと、年齢不相応に若く見え、驚かれることがあるそうです。(その人によるもんだとは思いますが。)日本の社会、環境にはなにか、人を成長、老化させない(子供のままでいられる)ような何かがあるのか?成長に必要な社会的プレッシャーが少ないからか?でも先進国でも結構子供っぽい考えってあるけどなぁ。
     よくできた社会は人間の成長が遅くなるのか?考えなくても生きていけるから、って昔そんな本があったような、、、かつてモラトリアム人間とかいわれたのがもう30年以上たって、社会自体が世界的に見てモラトリアムなのか?
     お互い認めあい、尊重しながら、思いをぶつけ、対話を通じてお互い成長する、ということができてないのかな。言いたいことだけ言ってすっきりしているようじゃ、まだまだだめなんだろうな。

  • 読みやすかった。
    可愛い文化もいいけれど、そればっかりになって大人のいい面まで飲み込むのはどうだろう、という内容。確かに、バランスは大事。
    いつまでも甘やかされているわけにもいかない…耳が痛いです。

  • [ 内容 ]
    教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。
    戦国時代、三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。
    「老」=「偉」の時代である。
    平成の現在、「大人」はいったい、どこへ行ってしまったのか?
    誰も教えてくれなかった「大人のあり方」を、いろいろな角度から考える、平成版「大人入門」。

    [ 目次 ]
    第1章 「大人」と「大人でない」
    第2章 「若い」という魅力
    第3章 大人になりたくない
    第4章 お子様たちの文化
    第5章 社会現象の幼児化
    第6章 「大人でない」が社会を蝕む
    第7章 社会の中で「大人」であること
    第8章 「坊っちゃん」考
    第9章 「大人」が必要な苦況の時代

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • なんかちょっと、最近の人っておかしいのかなって思ってたときに出会い、読んだ。
    哲学、心理学などの学者によるものでない分、読みやすく、分かりやすい。

  • 成人の日を迎え「大人」になった方々へ、おめでとうございます。
    著者、清水さんは、『日本には「大人」がいなくなってきている』と考えています。
    そのことについて、オタク文化、携帯電話、成人式など様々な角度から考えている1冊です。

    【中央館3F-文庫・新書 080/TI/574 】

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教育談義では、よく「親の顔が見たい」という言葉が使われるが、最近のこの国では、さながら「大人の顔が見たい」というような場面に遭遇することが多くなった。戦国時代、三河徳川家では、殿様の側近らは「大人衆」と呼ばれ、畏怖されていた。「老」=「偉」の時代である。平成の現在、「大人」はいったい、どこへ行ってしまったのか?誰も教えてくれなかった「大人のあり方」を、いろいろな角度から考える、平成版「大人入門」。

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