現代語訳般若心経 (ちくま新書 615)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480063199

感想・レビュー・書評

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  • 般若心経自体は、素晴らしい考え方が詰まっていてよかったが、読みにくい文章だった。もっと読みやすい訳の本があると思う。

    例えの多用や、平易な言葉で書こうとするあまり、回りくどくなっていると思う。

    例えも、一つ一つの内容が十分に検証されているように思えず、納得感が薄い。その点が気になって、般若心経自体の内容が入ってこなかった。

    般若心経を分かりやすく説明しよう、という意欲は感じるが、私には上手くいっているとは思えなかった。

  • これはこれで仏教入門としてはいいと思うのだけど、僕が求めていたのとは違う。もうちょっと「原典」に忠実な訳を知りたかった。

  • 例えが私にはわかりにくいと思いながら読みました。
    が、最後の方で一瞬だけ「空」に触れられた気がしました。一瞬だけでしたが…。
    わからなくても読み進めることが大切だと思った本でした。

  • 色んなことを詰め込みすぎで、余計に理解できませんでした。

  • 内容は興味深い。でも、語り口がちょっと苦手だった。何と言うか、橋本治の新書的な、そんな感じがして。ちょっとなぁ、ていう。良寛の文字、が好きだな、と思った。(12/7/28)

  • 2009年1月30日

著者プロフィール

一九五六年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。八三年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。二〇〇一年「中陰の花」で芥川賞を、一四年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に、『禅的生活』(ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(ちくま文庫)、『やがて死ぬけしき』(サンガ新書)、『竹林精舎』(朝日新聞出版)などがある。

「2020年 『なりゆきを生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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