つっこみ力 (ちくま新書 645)
666人が登録
★3.24
| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
ディベートってのは、お互いが公平な立場で、同じ土俵に立って議論するというルールを設定してるから、論理力を使ったある種のゲームとして成り立つんであって、魔法の呪文がハリー・ポッターの小説の中でしか効果がないように、議論もディベート大会の会場でしか役に立ちません。
― 72ページ -
多分ほとんどの日本人は、郵政民営化など、どうでもいいと思っていたはずです。なのに民営化を強く主張する自民党が選挙で大勝利を収めたのは、なぜでしょうか。それは庶民がおもしろさで動いたからです。正しい正しくないとは無関係に
― 65ページ -
批判力が不愉快がられるのは、相手を責めるだけで、自分はつねに無傷でいようとするからです。これは批評も同じで、批評家ってのは自分は傷つかない場所にいて、他人の作品にケチをつけてばかりいるから、イヤミなんです。
― 63ページ
みんなの感想・レビュー・書評
――――――――――――――――――――――――――――――○ 隠しているのは優れた技ではなくて、技の貧しさだというんですね。下手くそな職人ほど、手前の腕を見破られるのをおそれて道具を隠すんです。わかりにくい説明をする学者も、これと同じじゃないですか。28 ――――――――――――――――――――――――――――――○ 人は正しさだけでは興味を持ってくれません。人はその正しさをおもしろいと感... 続きを読む »
これは面白い本を拾ったなという感じ。
タイトルだけに魅かれて買ったけど、着眼点が面白く綺麗に世間を皮肉っている。
だけど、まとめ方はそうまとめんのかい!と思わずこっちがツッコミを入れてしまいそうになった。
しかも、これを書いたのは外国人というのも興味深い。
「統計漫談」をもう少し読んでみたいです。「こういうもんなんだ」と考えがひらけたような、ちょっとうすら寒いような。
正解がないからこそ世の中は面白い
世の中を正しくするのでなく、面白くしようと考えるべき。
どんなに高度な分析から得られたものであろうと、データは自然には沸いてくるものではありません。誰かがなんらかの目的を持って社会現象の一部を切り取ったもの。すべてのデータには、それを作成した人間の何らかの意図や偏見が裏に隠されている。データを面白がれずに信じてしまう人は、そのカラクリを分かっていない。
「つっこみ力」の主張自体はわかりやすいのですが、話が間延びしているように思え、少しわずらわしく感じました。
欧米では住宅ローンは、おもに家の資産価値に対して貸すもので、日本の住宅ローンは、おもに人の支払い能力に対して貸すものだというのは、そうかもしれません。
どちらかに分類すれば、私は「ボケ」だと思う、性質的に。
つっこみって大変な作業ですよね。相手が行った面白いことを、いかにして、「面白いこと言ったよ」ってわからせるって。常に、気を配っていなければ務めきれないです。
という、話もあるんですけど、「批判」だけする人たちに対して、もっと面白くしようよ、というのが主旨。たしかに、正しいこと言って、それで楽しいかといったら、そうじゃないかもしれない・・
面白い!
誰にでもおすすめしたい一冊。
特に「自分は正しいことを言っているのに、相手にちゃんと伝わらない」とお悩みの人は読んでみるべき。
つっこみ力とは、作中の造語。
批判力という言葉がありますが、正論で批判されても人はなかなか納得できません。
なので、少し面白おかしく、相手に逃げ道を与えるような「つっこみ力」がいまの社会には必要というのが著者の主張です。
加えて本書の内容は、実際に新聞記事などを題材につっこみ実践に続きます。
なるほど確かに、何かに対して意見を言う場合、つっこみというやり方だと、なんというか角が立たない感じがします。
スムーズなコミュニケーションを行うためにドンドンつっこんでいこうと、思いました。
メディアリテラシーは何も生み出さない! データなんてお笑いのネタに過ぎない! 現代にはびこる悪しき「常識」に鋭く斬り込む「抱腹絶倒」オモシロ講義! くだらねーって笑いながらも、でも先を読もうとしちゃうのは、この本の内容に関心を寄せてしまっているからなんです><。本書に書かれているのは、いちいち小難しそうな学問的な話であったり、データを用いた経済の話であったりとどう付き合っていけばよいの... 続きを読む »
「反社会学」の著者の本。
ざっくりいうと「データやら常識やらに流されて思考停止しないでちゃんとつっこもう。」という内容。
家を買おうと考えてる人は読んどきましょ。
どんなに正論でも。
どんな真実でも。
どんな正解でも。
面白くなければ興味は持たれない。
なるほどね、と思いました。
確かに、伝えたいことをしっかり伝えるためには
面白く、わかり易くが必要ですよね。
最近流行りのクリティカルシンキングに愛を足して笑いを生むのが"つっこみ"なのかな、と自己解釈。
つっこみの大切さが伝わった。
前半のつっこみの説明パートと後半のデータの扱い方パートがやや離れていてちょっとちぐはぐな印象を受けた。
つっこみで括るにはやや強引。
素晴らしい!
社会学につっこみ入れてます。
データなんて集めた人の都合のよいもの
自殺と失業率ってホントに、因果関係あんの?
それよりローンと生命保険のコンボが原因じゃね?
洗脳されてね?
などなど
権威につっこもうぜ!
という本。
お笑いの本かと思ったら違った。
ただ権威へのつっこみ、面白いです。
思い込んでんじゃねーよ!
マクロマクロ言いやがって、
マクロ変えたからってかわんのかよ!
いやぁ
もっかいよも!
再読了。軽快な口調とユーモアで社会学や経済学を切る。
前半は笑い。中盤は批判や怒り、後半にちゃんと現在の社会の問題点を指摘し、対策まで示す所が素晴らしい。
いかにしてつっこむかについて書かれた本ではなく、どちらかというと雑学本。 ・無粋な批判よりも粋なつっこみを。 批判は減点法だがつっこみは付加価値を与える。 ・データを疑う 1.犯罪統計 犯罪発生率第一位はバチカン。だがこれはバチカンの人間の気性が荒いからでなければ、ローマ法王の加護が足りないからでもない。 犯罪発生率は人口に対する犯罪件数の割合である。だから人口が千人に満たない上に... 続きを読む »
自称イタリア生まれの千葉県民が書いた評論文
デ?タをみて,デ?タを鵜呑みにするんじゃ必ずしも正しい結論は導き出せないし,誰にも注目されない.
特に最近のニュースや主に経済学関連の話題はデ?タに基づいていながらとても手前味噌な論理を展開している.
コマッタモンデスネ
デ?タにばかり頼っていないで,人間らしく笑いを交えて楽しく議論しましょう
ぼけとツッコミの日本的お笑いは笑いを盛り上げて楽しませる上でとてもレベルの高いものだそうです
ということで、前半は笑いって何?みたいな楽しいお話
後半は社会で起きている事柄を面白く解説してくれています.
とても面白い本でした—

自分はボケかツッコミかでいうと、明らかにツッコミです。
更にツッコミを鍛えたいと思って買った本ですが、予想していた内容とはかなり違いました。
それでも、これは面白かったです。
笑いの効用、ツ...





