現代の貧困: ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 659)
- 筑摩書房 (2007年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480063625
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
貧困の三大要因 未婚者、低学歴、非正規雇用
-
ちょっと古い
いまはもっと貧困 -
貧困は、それをどういうものとするかによって、変わりうる。日本は高度経済成長を経て貧困がないものとされたが、それは発見しようとしていなかったためであって、存在していた。
貧困が続している層というのは存在するが、それを見ようとしない、そしてそれに対しての適切な再分配がない。
貧困は学歴などが関係しており、連鎖する。 -
現代社会の貧困について、豊富なデータを元に解説した本。
小泉政権のせいでこんなに格差が!びっくりするほど生活が大変!
と危機感をあおるような本ではなく、むしろ奇をてらわずに、日本にある貧困について再認識させてくれる。
どうしてもニュースなどでは、貧困というと中産階級の転落とか、社会福祉なんか無駄だといいたくなるような横暴なDQNとかを扱いがちなのだけれど、むしろ経済的にも人間関係的にも不安定で、不況などで割をくいやすい、よりリアルな貧困層について再認識することが出来た。
貧困を他人事みたいに書いてますけど、僕だってお金があるわけじゃないんだよねぇ・・・ -
「格差」とは単なる状態を示す言葉
「貧困」とは社会が解決するべきだっていう価値判断を伴う言葉
社会的排除は大問題 -
2009/5/8
-
●未読
「週刊ダイヤモンド」2009.03.21号 「あなたの知らない貧困」p.40〜41「貧困本」×16冊 1-1 -
分類=経済・経営・労働・ワーキングプア・ホームレス・社会福祉・生活保護。07年5月。