| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
社会学者である竹内洋の著作。社会学の概観を知りたくて読み始めた。
社会学の名著といわれる30作を紹介している。社会学の歴史の変遷もさることながら、ヨーロッパの思想潮流にも触れることができた。19世紀、コントによって始まった社会学はデュルケーム、ウェーバー、ジンメルなどの社会学者により理論化された。そして第二次大戦後にアメリカに渡った社会学は隣接する社会心理学や経済学、人類学などの影響を受け新たな展開を迎えた。その後社会学を総合的に形式化する試みが社会システム理論としてパーソンズによって発表された。社会学の歴史変遷を短いが分かりやすく説明してあり、その他にもメディアやジェンダー、エスノメソドロジーというように多くの題材も紹介している。
社会学の概観を知りたいという当初の目的は達成されたように思う。機会があれば紹介されている本を読んでいきたい。
非常に面白かった。"知っている"はずの事を別の視点から見て別のもののように映った時の知的興奮。それがあるから科学はやめられない、止まらない。
ちくま新書の『○○学の名著30』シリーズの社会学担当は、現関西大学文学部教授、京都大学名誉教授の竹内洋。 【構成】 Ⅰ 社会学は面白い…? 1 バーガー『社会学への招待』-人生は一場の戯れにしても 2 コリンズ『脱常識の社会学』-社会学という透視術 3 デュルケーム『自殺論』-社会の発見あるいは社会学の発見 4 ジンメル『社会学』-社会の幾何学 Ⅱ 近代への道筋 5 ... 続きを読む »
社会学の名著30冊について、竹内が解説する。
教育社会学では京都大学系筆頭にあげられるだろう著者が、社会学の名著と呼ばれる本の中で面白いもの、著者が興味を持つものについて挙げ、それぞれ7-10ページほどの紹介をする。
引用は必ず2カ所は入っており、内容が分かりやすくなっている。原著を読んでいなくても、読める内容となっていた。
原著を読んでいれば、うまくまとまっていることに気づき、読んでいなければ本の紹介をしているのだと忘れるほどに興味深い記述がならぶ。後から、名著の紹介だったと気づくだろう。そして、その内容についてあまり覚えていないことに気づく。それが竹内氏の考えだと思ってしまうほどに読み下されているからだろう。
[ 内容 ] 「社会」をどうみるか? われわれもその一員でありながら、いやそうであればこそ、社会をとらえるのは実はとても難しい。 社会学は、一見わかりやすそうで意外に手ごわい。 ただし、良質な入門書、面白い解説書に導かれれば、見慣れたものの意味がめくるめく変容し、知的興奮を覚えるようになるはず。 本書では、著者自身が面白く読んだ書30冊を厳選。 社会学の虜になることうけあいの、最良のブ... 続きを読む »
すごく分かりやすく社会学案内をしていると思う。
ちょこっとだけ無駄話もあるけど。
有名どころを幅広く網羅しているんだけども、「名著30なのに○○は入っていて○○がいないのかよ」と思う部分も。けど、あくまで“作者が選んだ”名著30ということでご愛嬌。
社会学入門として十分勧められるレベルだと思います。
社会学を学ぶにあたって、知っておかなければならない本・知識が集約されています。
それゆえに、非常に役に立つ!けど、まとめたりするのにすごく時間がかかった・・・。
ところどころは難しいけど、基本的に分かりやすい解説書だと思う。
1冊、1冊がだいたい2ページくらいにまとめられているし、どんな内容なのか網羅することができる。
社会学を学ぶ人だけではなく、教養としておすすめだなー
これは便利。それに尽きる。 ●【プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/マックス・ウェーバー】 ・近代資本主義が遭遇した壁=伝統主義的な生活態度 出来高賃金は労働を減少させる。人は多くの貨幣を得ることではなく、簡素に生活することを望む。 そこで、自己確信に到達する手段としての職業の言説を広めた。人の救済と断罪は、あらかじめ神によて決められているという予定説がプロテスタントのカルヴィ... 続きを読む »
教育社会学の分野でいくつも興味深い本を書いている京大名誉教授。 著者自身が面白いと思ったものを選んだという。私自身は既にこの中の半分強の本を読んでいるが、未読のものも多くは「読んでみたい」と思わせてくれるものだった。社会学の読書案内として、大いに役立つ。 ちなみにこれから読みたいものは、「脱常識の社会学」「公共性の構造転換」「保守主義的思考」「ハマータウンの野郎ども」「孤独なボウリング... 続きを読む »
パーソンズ社会学をリアルライフにつなげた「作田啓一「価値の社会学が30冊に選ばれていた。思えば30数年前卒論のメインの材料で、著者に手紙を出した。
正直集中力がないと読破はできない。ゆえにわれはきつかった!!でもちゃんと読めば最高にわかりやすい参考書だったとも思える。今年の一年生の基礎演習はこの本を使用しているとのことで運がいいともうYO!
社会学の本が30冊紹介されています。社会学の入門書としても面白いと思います。
30冊がどのような本なのかを把握していくことによって、社会学とはどんなことを
研究対象にしているのかが垣間見えます。
でも、あくまで入門書。ここからさらに深く知りたい人はもっと本を読んで見ると
よいと思います。
批評*1は新たな創作であるとはしばしば言われることです。 作品という「芯」から紐を引っ張ってぐるぐると巻きつけていく。 それは、まさに創作的な営為といえるでしょう。 学問も、まあ、近い部分がありますよね。 その対象と基準が「しばしば」異なるというだけのことで。 それに対して解説は作品にもぐっていくということでしょう。 一つ一つの語義を確認し、どういった思... 続きを読む »

この本で紹介されている本を毎週一冊ずつ取り上げながら、修士の同期と読書会を行なっています。それがきっかけで購入した本。竹内先生の主観がレビューにうまく反映されていてどんどん読みたくなってくる。原著(訳...





