- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480064196
感想・レビュー・書評
-
思考のフレームや方法について、大いに参考になった。用語の定義に関する説明が不足しているように感じられたが、既読の本については内容の紹介は適切、その他の本も適切であろうと感じられた。それにしても社会学はその性質から現状分析に終始し、さらに日本では輸入されたフレームの当てはめに過ぎないため、学問としては些か退屈なものである感が否めないと思った。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『大衆の反逆』が社会学の書籍として紹介されている事に今更ながら驚く。これは正しいのか?
-
三葛館新書 361||TA
和医大図書館ではココ→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=51434 -
社会学の扉を叩くときには最初に読みたい本。
-
S361-チク-718 200039428
-
社会学の名著をその背景知識とともに紹介している。
-
ウェーバーの他にも、デュルケム、ジンメル、マクルーハン、マンハイム、ハーバーマス、オルテガなど、学生時代から名前だけ目にしてきた思想家たちの系譜が懐かしく感じられます。このような入門書を読むだけでも、社会学の大枠を体感できるような気がします。作田啓一、上野千鶴子など、私にとっては同時代を京都で過ごした懐かしい名前でもあります。
-
むずかしい。
-
社会学者である竹内洋の著作。社会学の概観を知りたくて読み始めた。
社会学の名著といわれる30作を紹介している。社会学の歴史の変遷もさることながら、ヨーロッパの思想潮流にも触れることができた。19世紀、コントによって始まった社会学はデュルケーム、ウェーバー、ジンメルなどの社会学者により理論化された。そして第二次大戦後にアメリカに渡った社会学は隣接する社会心理学や経済学、人類学などの影響を受け新たな展開を迎えた。その後社会学を総合的に形式化する試みが社会システム理論としてパーソンズによって発表された。社会学の歴史変遷を短いが分かりやすく説明してあり、その他にもメディアやジェンダー、エスノメソドロジーというように多くの題材も紹介している。
社会学の概観を知りたいという当初の目的は達成されたように思う。機会があれば紹介されている本を読んでいきたい。