創刊の社会史 (ちくま新書 763)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480064554

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  • [ 内容 ]
    創刊号をひもとくこと、それは封印された過去を追体験することに他ならない。
    そこには、時代の情念がねばりつき、出版人の生あったかいドラマが織り込まれている。
    本書では、「an・an」「POPEYE」「non・no」「JJ」「CanCam」「Olive」「Hot‐Dog PRESS」「BOON」「GON!」「egg」「小悪魔ageha」などなど、70年代以降の若者雑誌をたどりながら、読者がメディアをどのように受容してきたのかをみていく。

    [ 目次 ]
    第1章 それは「山師」である。
    第2章 それは「柳の下」である。
    第3章 それは「瀬踏み」である。
    第4章 それは「黒船」である。
    第5章 それは「伴走者」である。
    第6章 それは「兄弟姉妹」である。
    第7章 それは「カレ誌」である。
    第8章 それは「アウトサイダー」である。
    第9章 それは「キャットファイト」である。
    第10章 それは「青田刈り」である。
    第11章 それは「忘れたい過去」である。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

著者プロフィール

【編者】難波功士(なんば・こうじ)
1961年大阪府生。関西学院大学社会学部教授。博士(社会学)。『広告で社会学』(弘文堂)、『社会学ウシジマくん』(人文書院)、『メディア論(ブックガイドシリーズ基本の30冊)』(人文書院)など。

「2023年 『吉見俊哉論 社会学とメディア論の可能性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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