まじめの崩壊 (ちくま新書)

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著者 : 和田秀樹
  • 筑摩書房 (2009年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480064646

まじめの崩壊 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「まじめの崩壊」というのは、どうして日本人は英語ができないかの論理に似ている感覚を持っています。日本人が英語ができないのは、英語ができなくても十分に生活できること。また、英語ができるからといって必ずしも尊敬されないからです。これと同じように、「まじめの崩壊」が起きるのは、まじめでなくても十分に生活ができるようになったから、そして、まじめな人が尊敬されなくなったからにほかならないと私は思います。この本でその理由が腑に落ちたような感覚を持っています。

  • 2011年10月に行われた「ビブリオバトル 首都決戦予選会in城西」にて、バトラーにより紹介された本です。
    詳細は図書館HP (http://libopac.josai.ac.jp/) より『ビブリオバトル』で検索!

  • あまり筆者に共感することはなかったかな。自分は筆者の言うふまじめさがむしろ日本人には足りていないというかもっと必要な気がする。まじめであってもガリ勉でそれ以外のことを他にやってこなかった人間は社会に出た時に苦労する。まじめさとふまじめさを両方持つことが大事だと思う。

  • いかにして「ふまじめ」な日本人が増えたか、なぜ増えたことが問題か、という点に言及している。さすが心理学の先生なので明瞭でわかりやすく読みやすいが、
    ・「ふまじめ」の定義がなされていないこと
    ・「ふまじめ」な人を糾弾する内容が多く「ふまじめ」が作られてしまう社会の問題についてあまり言及されていないこと
    がちょっと物足りなかったかな・・・。
    若干、俗っぽい「今どきの若者」論に近いものを感じた。

  • 第1週 1/11(水)~1/18(火)
    テーマ「日本・日本人・日本語」


    ↓貸出状況確認はこちら↓
    http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00172189&maxcnt=1000&listcnt=50

  • 時代背景に則して日本人の真面目さについて語っている。
    真面目さとか不真面目なんていうのはその数がデータにしようがないため、その時代の印象で語られ過ぎている感じ、悪く言えば感情的に書きすぎている感じは否めないが、著者の言いたいことも十分理解できる。
    一個人の考え方として参考にするにはいいと思うし、政府の不真面目さ、メディアの不真面目に関しては十分に共感できる。

  • 読むだけ時間と金の無駄だった。
    ほとんどがデータや裏付けのない思い込みによる言説。
    まじめな人が報われない,ふまじめな人が増えてケシカラン,と言いたいだけ。
    そもそもまじめとふまじめの対立軸を使うと,価値判断が最初からなされているので,結論は見えている。
    もっと深刻なのは,きちんと「まじめ」とはどういうものかという定義をしていないことだ。本1冊まるまる「まじめ」で語ってるのに,まじめな人ってのが各文章の文脈で変わってしまう。
    70過ぎのリタイアした市井の人の放言ならともかく,まだ50そこそこで現役が著者の新書だなんて,金返せと言いたい。

    問題意識自体は分からんことはない。
    でも全く整理がされてない。
    ジェイコブスの「市場の倫理 統治の倫理」に書かれている「2つの倫理体系があり,どちらがより適応的かはその時の社会環境に依存しており,どちらがより優れているといったものではない。それぞれの倫理体系はその中では整合的だが,混ぜるとうまくいかない」という,まさに二つの倫理体系の特徴からいくつかを引っ張ってきて混ぜてしまって訳が分からなくなっている,というのの典型例。
    あと,モンペとか学級崩壊とかが増えたとか,フリーターやニートが多いとかって,今が異常だとか変わったとか書かれてるけど(何と比較してるのか比較対象が明示されてないが,著者の想定する「まじめな人が社会の多数派だった昔」と比較してるんだとすると),学級崩壊は昔もあったそうですよ。「戦前の少年犯罪」読んでください。データ出てるから。

  • 心理学は、やはりというか、説明しかしないのだった。しかも、書き方が思い込みと決めつけで(これはたぶんライターの力量のせいで、著者には気の毒なことだ)、読んでいて不快である。

  • メランコ人間は自分が主役で躁うつ病に由来し、シゾフレ人間はまわりが主役で総合失調症に由来するという。メランコからシゾフレ化したのか。
    ここまでを前段に、世界が一気に広がるのがポイント。
    ウソの分析にはじまり、偽装事件からマニフェストがとりあげられ、義理人情、少子化、拝金主義と次々と取り上げられていく。
    まじめってなんだろう。。。

  • まじめについて書かれた本。
    おもしろいです。
    まじめな人におススメです。

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まじめの崩壊 (ちくま新書)の作品紹介

日本の経済成長を支えたのは、日本人のまじめさであった。数多くの場面で、この国ではまじめを前提として、さまざまな仕組みが作られ、維持されてきたのだ。しかし、社会を見渡すと、日本人のまじめさはすでに崩壊している。精神医学からの性格の変化、競争させない教育、アメリカに倣った拝金主義などを通して、なぜ、まじめが崩壊したのかを探っていく。そして、まじめを前提とした日本に、まじめの崩壊がどのような影響を与えるのかを考察する。

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