現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

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著者 : 池尾和人
  • 筑摩書房 (2010年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065292

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 金融の意義から説き起こし、金融派生商品や金融規制の意味まで、原理原則に立ち返って説明しています。

    『金融入門』というタイトルですが、決して読者を低く見た単純な初心者向けではなく、その元となるロジックから説明した内容で、勉強になりました。難解というわけではなく、その逆で平易とは言わないまでも読者にできるだけ正確な理解をしてもらおうとして書かれているのがよく分かる記述でした。

    リーマンショックなど信用収縮だ何だと、何かが起きているのは分かるんだけ、いまいち腑に落ちないなと感じていたむきなどにはたぶんお勧め

  • 金融について本質から学べる良書。
    金融政策と中央銀行の役割に関する記述(第3章)はやや難解だった。
    これ1冊で金融のすべてを学べるわけではないが、入門としては非常によい。

  • 基礎的な金融に関する知識が網羅的に整理されている。初学者には理解が難しい箇所もあるが、金融の全体像を把握するには役立つ。

  • ★前半、何となく分かったつもりになっていたことが、はっきりと分かる喜びがあった。しかし後半はそれでも分からないことも多く、自分の勉強不足を恥じるしかなかった。

  • 2010年に刊行された、同名の著書の新版となるものです。
    内容としては、銀行制度の仕組みから金融商品の解説まで、基礎的な知識を網羅した入門書となっています。
    2008年のリーマンショックとそれにより浮き彫りになった金融市場のリスク・問題にも触れています。

    金融論を学んでいるため、その予復習をかねて個人で勉強しようと思い、大学図書館から探し出しました。
    目まぐるしく変化する金融を書籍で勉強するのには難しさがありますが、根本にある制度や一般的な考え方というのはそう変わるものではないため、このような体系的な本はありがたいです。

    所謂金融の教科書よりは噛み砕いて書いてあり、同時に新書であるため携帯性も高く、がっちりした勉強が苦手な人にも向いているのではないでしょうか。
    通勤・通学時間を使って電車で読むにはもってこいの一冊だと思います。

  • 金融に関する知識が無理なく得られる。

  • しっかりと書かれている。新書だが、学術書を読んでいるような気分。金融について一歩踏み込んだ知識が得られた。

  • アメリカ発の信用危機を踏まえて全体的に一新されていた。金融市場のあり方、各種規制の意図、中央銀行の役割など、賛否両論を交えて解説するので分かりやすい。様々な規制が施行される中、基本として抑えておきたい内容だと思う。
    旧版と同じく、長い間読まれることを考えると、「今回の危機」ではなく「200X年の◯◯危機」という言い方をして欲しかった。

  • 「換言すると、むしろバブルはバブルと分かっていても止められない、プロの投資家はバブルと分かっていてもゲームから降りるわけにはいかないという指摘がある。」

    金融について初歩的なことが書かれた本。
    ただし、優しくはない。

    リーマンショックにより、証券化がよろしくないものであると認識されるようになった。しかし、証券化が問題なのではなく、その適切な利用ができない、あるいは、しないのが問題なのだ。使い方次第で人を殺める自動車を考えると分かりやすい。

    証券会社が影の銀行になることで、証券化のリスクが高まった。しかし、リスクを犯すことが利益に繋がる以上、それが適当な行動だと思われる。

  • 「入門」とあるが実際難しい文章で綴られており、読み解き理解するのに時間がかかった。ある程度の予備知識が必要かも

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金融のビジネス・モデルに大きな変革が求められている今、第一人者が金融を原点から考え直す。情報とは何か、信用はいかに創り出されるのかといった、金融の本質に鋭く切り込み、平明かつ簡潔に解説した定評あるロングセラー『現代の金融入門』を、金融危機の経験を総括すべく全面改訂。アメリカの金融におけるリスク取引の功罪を明らかにし、金融システムの安定に必要な規制・監督の仕組みを考察。あわせて、資産価格バブルと非伝統的な金融政策の効果についても検討する。

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