わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書)

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著者 : 鷲田清一
  • 筑摩書房 (2010年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065391

わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 旅のお供の一冊。
    さくさく読める本でした。
    「ネガティブ・ケイパビリティ」につながる内容だったので、今の私にぴったりでした。

  • なんや読みにくい。と思ったらNHKラジオ講座のテキストを底本としているとか。納得。
    毎日一章ずつ、とか、区切りながら、考えながら、読むのがベスト。
    第6章が一番良かった。待つことの意味。そして、ひとは「待つ」自分だけでなく「待たれている」自分についても考えなければならない。この話は第7章の「責任」の話にも、第9章の「コミュニケーション」の話にもつながっている。
    ま、腑に落ちたからって「わかりやすくて良かった」って言ったら鷲田先生に怒られるな。
    わかりやすさの誘惑に抗え!

  • NHKラジオ『こころをよむ』の講義テキストを加筆訂正した本です。「意味について」「ふるまいについて」「人格について」など、13のテーマをめぐって議論がなされています。

    「臨床哲学講座」というサブタイトルが示すように、われわれの生活に密着したところから著者らしいしなやかな知性が静かに歩みを進めていきます。哲学的エッセイですが、池田晶子のような力みは感じられません。そこに、少しもの足りなさを覚えてしまうこともあります。

  • 書名に代表されるタイトルの他に、「時は流れない?」「未熟であるための成熟?」と言った、パラドクシカルでレトリックでクエスチョンマークが付されたた章タイトルが続く。意識や認識に関する哲学かと思いきや、深い人生を送る上での処世訓というか、(有体だが)生き方のヒントのような文章である。新書化された底本はシニア向け講義録とのことなので、やや懐古趣味的な印象もあるが、落ち着いて静かに読み進められる詩のような文章だった。

  • 苦手な鷲田さんに少しでも慣れるため、
    意識して彼の著書を読むことにする。

    でも、わかったような、わからないような。

    まったくわからないのなら、
    こんなに苦しまなくてすむのに・・・
    自分の読解力不足に打ちのめされるわ。

  • たまぁに読みたい。

  • 2015年8月新着

  • 大学受験を控えた者が必ず通る道にいる鷲田さん。
    現代文の問題で苦労した記憶があります。
    心に余裕をもって読んでみると感じられるところが多くあります。

    高校時代の自信のなさからくる焦り。言いようのない不安。自分の存在意義のゆらぎなど…。
    私は落ち着かないまま高校時代を過ごしました。どうすれば、焦りから解放されるのか、何をすれば自信がつくのか…。
    こんなことを感じる人がいたら読んでみてほしいと思います。
    考え方の根本から見直すことができます。

    きっと心の処方箋になります。

  • [ 内容 ]
    ひとはなぜ、自由が拡大したのに不自由を感じ、豊かな社会になってかえって貧しさを感じるのか―現代人は、このようなパラドックスに気づき、向き合い、引き受けねば幸福にはなれない。
    「自由」「責任」の本質は何か。
    「弱さの力」とは何なのか。
    哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を、読者とともに考える。
    人々と対話し思索を深める“臨床哲学”を実践してきた著者が、複雑化した社会のなかで、自らの言葉で考え、生き抜いていく力をサポートする。

    [ 目次 ]
    問いについて問う―意味について
    こころは見える?―ふるまいについて
    顔は見えない?―人格について
    ひとは観念を食べる?―生理について
    時は流れない?―時間について
    待つことなく待つ?―ホスピタリティについて
    しなければならないことがしたいこと?―責任について
    所有できないものしか所有できない?―自由について
    同じになるよりすれ違いが大事?―コミュニケーションについて
    できなくなってはじめてできること?―弱さについて
    憧れつつ憎む?―家族について
    未熟であるための成熟?―市民性について
    わかりやすいはわかりにくい?―知性について

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 考えること、この経験が人を成熟した大人に変えていく。

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ひとはなぜ、自由が拡大したのに不自由を感じ、豊かな社会になってかえって貧しさを感じるのか-現代人は、このようなパラドックスに気づき、向き合い、引き受けねば幸福にはなれない。「自由」「責任」の本質は何か。「弱さの力」とは何なのか。哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を、読者とともに考える。人々と対話し思索を深める"臨床哲学"を実践してきた著者が、複雑化した社会のなかで、自らの言葉で考え、生き抜いていく力をサポートする。

わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座 (ちくま新書)はこんな本です

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