下から目線で読む『孫子』 (ちくま新書)

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著者 : 山田史生
  • 筑摩書房 (2010年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065605

下から目線で読む『孫子』 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    歴史上、数々の支配者たちに熟読されてきた兵法書の古典『孫子』。
    人間心理への深い洞察をもとに必勝の理を説いた同書を、視点をひっくり返して読んでみたら、何が見えてくるのか。
    自明とされた「勝ち」というものが、にわかに揺らぎ始めるかもしれない。
    『孫子』のなかから、これぞという言葉を選び、八方破れの無手勝流でもって解釈しながら、その真意を探る。

    [ 目次 ]
    ほんとうに戦ってよいのだろうか―計篇第一
    なるべく早めに止めるようにする―作戦篇第二
    できれば戦わずに勝つほうがよい―謀攻篇第三
    なるべく負けにくい態勢をつくる―形篇第四
    とにかく勢いに乗るようにしよう―勢篇第五
    なにがなんでも主導権をにぎろう―虚実篇第六
    とりあえず機先を制しておこうか―軍争篇第七
    そのつど臨機応変にやるしかない―九変篇第八
    ところで現状はどうなんだろうか―行軍篇第九
    なんとか有利にやれないものかな―地形篇第十〔ほか〕

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 軽~く読める。少々自虐的すぎる感じもするが、まぁこういう逆の視点から兵法を読むという発想が面白い。孫子そのものに対する入門書として読むのにはちょうど良い。

  • 普通のエッセイです

  • 孫子は策謀家だから、直接的に手をあやめることはあまりなかったはずだ。大軍を引いて、指揮官に助言していく人間だ。この本は、その率いられる大軍側から見た孫子である。「おいおい、なに無茶いってんだよ」「俺らの命、どう考えているわけ?」「なんで攻めなきゃいけないの?」などその答えには存しには無い。それをこの本が想像するわけです。
    シニカルな口調と分かりやすい例をあげて、解説してくれる。「後味の悪い勝利と、敵に花を持たせる負け」「友情をうむ負け方」など勝ちから負けまでいくつもの種類があることに気づかされる。図書館で借りたがトイレ本として一冊購入予定。最後に「人生の主役が自分でないのは不幸だが、人生の主役が自分しかいないのはもっと不幸だ」という言葉はぐさっときた。読んでよかった、元気が出た!

  • コンセプトは面白いと思いますが、ちょっと噛み砕き過ぎです。
    軽薄な感じがして、好みと違ったので残念ながら途中で放棄しました。

  • 孫子を白文・書き下し文・意味が書かれていて良いです。
    タイトルの下からは奥さんと娘さんに尻に敷かれているという意味。

  • 勢いとはいったん有利になったら、その波にうまく乗ることである。
    戦いのコツは相手をだますことにある。戦いごとはきれいごとでない、倫理もヘッタクレもない。勝つためには相手をだまさねばならない。
    できるのにできない振りをし、あるのにない振りをし、近いのに遠い振りをし、遠いのに近い振りをする。有能な人はたいてい無能を装っている。だますつもりはなくても、その方が無難であると本能的にわかっている。無能を装えるものが一番有能である。大事なのは、自分でやるのではなく、相手にやってもらうのである。
    苦しみを情熱に変える才能。それがあれば困難につぶされない。もうひとつは悲しみを笑いに変える才能。それがあれば元気がわいてくる。
    一寸先は闇である。その苦しさを楽しむ方が良い。
    頼まれたら即答する。考える方が面倒くさい。
    どうすればより良い条件で巻けることができるかを考えることは重要。
    何が真実か、ということよりも何が真実ということになっているか、が重要。
    あるがままの自分を信じてやる。
    逃げ場がなくなれば死ぬ気でやる。オカルトを禁じれば、死ぬまで迷わない。

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歴史上、数々の支配者たちに熟読されてきた兵法書の古典『孫子』。人間心理への深い洞察をもとに必勝の理を説いた同書を、視点をひっくり返して読んでみたら、何が見えてくるのか。自明とされた「勝ち」というものが、にわかに揺らぎ始めるかもしれない。『孫子』のなかから、これぞという言葉を選び、八方破れの無手勝流でもって解釈しながら、その真意を探る。

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