鉄道と日本軍 (ちくま新書)

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著者 : 竹内正浩
  • 筑摩書房 (2010年9月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480065698

鉄道と日本軍 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 15/2/14、ブックオフで購入。

  • [ 内容 ]
    鉄道は、いつの時代も最大の国家プロジェクトだった。
    同時に、鉄道は軍事と不可分のものでもあった。
    泰平の長い眠りから覚め、弱肉強食の熾烈な国際関係の渦に放り出された日本が、富国強兵政策のもとでひたすら国力涵養に努め、植民地化を免れて、列強の一角を占めることができた時期こそ、鉄道の黎明期だった。
    鉄道と軍事の一体化に努めたことにも、その力の源泉はある。
    国策としての鉄道に光を当て、日本の発展をたどる。

    [ 目次 ]
    第1部 西南の役と鉄道(鉄道時代の幕明け;西南の役)
    第2部 日清戦争と鉄道(東西両京幹線問題;富国強兵と鉄道;日清戦争)
    第3部 日露戦争と鉄道(鉄道権益;ロシアの脅威;日露開戦;鉄道戦争)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 感想未記入

  • 国内から朝鮮半島、大陸へ。
    大日本帝国の勢力拡大に果たした役割とは。
    鉄道は国家なり。
    幕末から日露戦争まで、鉄道の開設や、鉄道
    が国策・国防という面から述べる。

    本書を読むと、新橋、品川間の鉄道建設以降、
    日本国内に鉄道網を張り巡らせることが、如何
    に困難であったのかという事が良くわかる。
    政府に金がなかったことから、民間の鉄道会社
    が果たした役割が大きい。(私鉄だったものが
    明治39年に鉄道国有法が公布されたため、国鉄
    となった)
    日本の在来線は狭軌(新幹線は広軌)であるが
    政府に金がない事を考えると、やむを得ない選
    択であったかもしれない。(その後、いくども
    広軌論が唱えられるが、財政上の問題から、新
    幹線まで実現することがなかった)
    また、物資、兵士の輸送など日清、日露戦争に
    果たした役割も大きい事がわかった。(本書を
    読んで新しい視野が開けたのは成果である。)

    内容が濃くて良書であるが、なかなか読み進め
    るのが、苦労したのは、フィーリングの問題か
    もしれない。

  •  近代化以降百年以上国策だった鉄道事業。特に軍隊とは密接な関係にあった。ドイツ流の迅速な兵力集中には,兵隊や物資を大量に陸送できる鉄道は欠かせなかった。西南戦争から日露戦争まで,明治の鉄道と軍隊の歩み。

  • 昔は鉄道と言うものがいかに軍事的に大きな役割を果たしていたかがわかる本。

  • 鉄道,軍,放送は、権力支配の三種の神器だった時代がある。
    本書はその2つの関係を、具体的な事例で説明している。

    アメリカにも、軍と鉄道の歴史があっただろう。

    他の国の歴史と照らし合わせながら読むとよいかもしれない。

  • 力作です。

    ただし、鉄道と日本軍というより、日本軍と鉄道と言った方が適切だと思いました。日本軍の歴史や戦略などが主眼となり、そこで鉄道がどのように使われたかが書いてあるという構成です。

  • 類書のない好著。続編を期待する。

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鉄道と日本軍 (ちくま新書)の作品紹介

鉄道は、いつの時代も最大の国家プロジェクトだった。同時に、鉄道は軍事と不可分のものでもあった。泰平の長い眠りから覚め、弱肉強食の熾烈な国際関係の渦に放り出された日本が、富国強兵政策のもとでひたすら国力涵養に努め、植民地化を免れて、列強の一角を占めることができた時期こそ、鉄道の黎明期だった。鉄道と軍事の一体化に努めたことにも、その力の源泉はある。国策としての鉄道に光を当て、日本の発展をたどる。

鉄道と日本軍 (ちくま新書)はこんな本です

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