ギリシア哲学入門 (ちくま新書)

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著者 : 岩田靖夫
  • 筑摩書房 (2011年4月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066046

ギリシア哲学入門 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 何か違うな 処世本的で、学術的な話は期待が出来ない
    ギリシア哲学を借りた、著者の思想本
    この本が好きな方は「知的欲望のすすめ」も好きだと思います
    けど思想家を横断的に取り上げられる知性がすごい

  • 図書館で借りた。何か大変な世界だ

  • 結構なレビューにあるが、「ギリシャ哲学入門」はやめた方がいい。全く入門書になっておらず、著者の人生論が結構な濃度でつづられている。個人的にはタイトルと内容とのギャップに戸惑いつつも、内容は良かった。プラトンとアリストテレスの共同体論の差異なんかもわかりやすかった。

    アリストテレスが終わったあたりからいよいよ人生論が強まり、最後は宗教に帰結していくが、語り口が新約聖書学者の八木誠一に似てると思ったら、最後に八木を登場させて、自身の思想と類似している人物として紹介していた。私は基本的にはこの書に関しては好感を覚える。しかし現代においてこのような教師然とした「べき論」はどれくらい力を持つのだろうか。ほとんど古臭く捨てられてしまうのではないか。じっと考える。

    17.3.21

  • [ 内容 ]
    幸福は二つの次元から成立する。
    一つは、生きるための基本的物財の確保、言論、集会、行動その他の自由、そして、諸権利の平等の実現である。
    これを可能にしうる社会構造がデモクラシーであり、それは古代ギリシア人の創造に始まり、現代においても、歴史を動かしている起動力である。
    他は、心の安らぎであり、それは、偶然と運命に翻弄される人間が、存在の根源に帰ることにより、達せられる。
    現代が直面している問題を、ギリシア哲学が切り開いた視野から考える。

    [ 目次 ]
    第1章 哲学のはじめ―人はいかに生きるべきか
    第2章 ポリス的生の成立とその限界―自己実現としての幸福とその「かなた」
    第3章 精神革命としてのソクラテス哲学―反駁的対話と無知の知
    第4章 プラトンの『国家』における正義―哲人王と平民
    第5章 アリストテレス政治思想の現代的意義―デモクラシー成立の基礎
    第6章 人はなぜ戦争をするか―「世界平和実現」への理念と方途
    第7章 根源への還帰―仏教とキリスト教における霊性

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • ソクラテスは殺されてもしょうがない。

  • ギリシア哲学を基礎から学ぼうと考えて読んだので、少々期待はずれであった。内容自体は読みやすいし、面白いが、印象は薄い。

  • これは、少なくともギリシア哲学入門ではないな…。ギリシア哲学をダシに、著者がジャンルレスの哲学放談を繰り広げる、という感じ。期待していた内容ではなかったので、ちょっとだけ読んで終了。

  • タイトルとは違って「ギリシア哲学の研究者が仏教やキリスト教の話もする」という本。だから違和感がある人も多いかもしれませんが、ページ数の割に読みやすいです(講演会からの書き起こしとかが多いので)。

  • イメージしてた内容と違った。哲学の基礎を知りたかったが、そうでもないみたい。というか、難しくてよくわからなかったというのが率直な感想。

    第6章の「人はなぜ戦争をするのか」はちょっとおもしろかった。

  • 国家論、政治思想の考え方は興味深くて分かりやすいが、自己の根源というテーマはとても理解しづらかった。個人的には、カントをもう少し読んでみたいと思った。

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ギリシア哲学入門 (ちくま新書)の作品紹介

幸福は二つの次元から成立する。一つは、生きるための基本的物財の確保、言論、集会、行動その他の自由、そして、諸権利の平等の実現である。これを可能にしうる社会構造がデモクラシーであり、それは古代ギリシア人の創造に始まり、現代においても、歴史を動かしている起動力である。他は、心の安らぎであり、それは、偶然と運命に翻弄される人間が、存在の根源に帰ることにより、達せられる。現代が直面している問題を、ギリシア哲学が切り開いた視野から考える。

ギリシア哲学入門 (ちくま新書)はこんな本です

ギリシア哲学入門 (ちくま新書)のKindle版

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