| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
友人に借りた本だったが、良書だった。 日本の農業について中立的な立場で知りたいという読者向け。 昨今では「農協が悪い」「TPPは参加するべきではない」等の感情論が飛び交う農業であるが、本書はその日本の農業について客観的に分析していたため、現状を冷静に把握できた。 その所以は筆者が農業の「歴史」という点に着目して述べているからだろう。 主だったテーマは「自給率」「農政」「コメの生産」等で... 続きを読む »
あまり偏らず、農業問題をわかりやすく論じている。新自由主義的な流れが進む中で、農業も例外的地位を保ち続けるわけにはいかず、基本的には、大規模経営「担い手」対策の農業への流れなんだと思う。当然、食料安全保障の観点から、儲かる前提のものではないから補償は必要だろうから、「経営」(ムチ)と「補償」(飴)という綱引きを続けていくのが結局、日本の農政なのだろう。
第5週 2/8(水)~2/14(火)
テーマ 「食」
↓貸出状況確認はこちら↓
http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00172303&maxcnt=1000&listcnt=50
この本の内容が難しい(章立てがややこしい?)のか、もはや新書一冊も消化しながら読む力も自分にあらへんのか、難しかった。戸別所得補償はやり方に再考の余地あり。
日本の農業の真実を正しく伝えているという気がするが、難しくなかなか内容が頭に入ってこなかった。もう一度読み直して理解を深めたい。
この本も、FBのお友達の紹介。 生源寺先生は、東大農学部の先生で、農政の中にもコミットしていて、丁寧な記述ぶり、大胆な改革案などないような感じがする。 そこで、かえって素人の自分としては、大胆な疑問点をあげてみる。 ①農水省独自のエネルギーベースの食糧自給率は、野菜がカウントされないなどナンセンスな気がするし、海外でも使われていない。生産額ベースでは70~80%で低下... 続きを読む »
日本の農業の強みと限界をまとめて、堅実で現実的なラインの打開策を提言する一冊です。こういうしっかりした提言を読むと、TPP がらみの農業の議論は内容が薄くて表面的であることを痛感します。本気で考えないといけないね。
民主党の混乱が農政まで及び、今までの流れに逆流していることを冷静に指摘しているのが目新しい。が、それ以外は10年前にも語られていたことから大きな変化がみられず、第一次産業をめぐる歩みの遅さを実感。選挙対策から離れて、戦略が提示できないのが要因か。しかしこの状況はちょっと哀しいものがある。。
TPPが話題になり農業界に興味が。どちらかに結論を出すというよりは、現在置かれている日本農業界の実態を丁寧に語っていくという姿勢で好印象でした。使われている資料も数字を詳しく見せてくれるので紳士的。総じて説得力のある内容でした。
174 9/8-10/5
農業は難しい。長年の政策の失敗は日本の農業を停滞させてきたと思ってはいたが、進歩している部分もあってホッとしている。
がんばれ!農家たち!
2011年の日本の農業についての現状報告と提言の書。著者は東大教授で、農政にも深く関わってきた人物である。 TPPへの参加が検討されている現在、農業分野がネックになっていることは確かである。そのための食糧自給率の問題がカロリーベースであったり、減反政策や戸別保証などの政策から説明している。 日本は歴史的に、1ha程度の農民が戦後たくさんできて、都市のサラリーマンと比べて所得が低いことな... 続きを読む »
日本の農と食の直面している現実を、戦後の、特に過去10数年の農政の歩みを中心に冷静に分析している。食料自給率、高齢化が進む中での農業の担い手問題、コメの生産調整の重く暗い歴史とこれから…。日本の農業の抱える課題は山積みで特効薬はないけれど、混迷する農政のあり方を正し、透明性のある直接支払い型の農業支援、生産物の付加価値を高め生産者が下流の価格形成にも関与する取り組みなどを示している。
理解が追いつかなかったので、しばらくしたら再読する。<br />自給率の算出法の問題点などのよく知られた問題も押さえた上で、担い手問題などを農政に絡めてまとめられている。基礎知識が無いと少し難しい。
先生に近年の著作の中では一番手ごろかつエッセンスが濃縮されている感じ。農業に関心があるけど専門書を買う機会がないと言う人にはとてもいいかも。

非常に客観的に書かれた良質な本。
TPPの導入とともに騒がれている日本の農業問題。様々なバイアスがかかっている本が多い中でも本書は現実に対して非常に客観的に述べられている。そのため、日本の農業政策や...





