緑の政治ガイドブック―公正で持続可能な社会をつくる (ちくま新書)

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制作 : 白井 和宏 
  • 筑摩書房 (2012年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066473

緑の政治ガイドブック―公正で持続可能な社会をつくる (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    緑の政治は一九七〇年代に誕生し、いまや世界的な広がりを見せている。
    これは人間と自然の関係を中心にすえて、社会と経済のありかたを考え直そうとする大きな流れだ。
    福島第一原発が深刻な事故を起こし、グローバル資本主義があらゆる局面で行き詰まりを見せている今、私たちと私たちの社会はどのように変わっていけばいいのだろうか。
    その道筋を考え、着実な行動へとつなげていくために、世界各国の歴史と現状に学ぼう。

    [ 目次 ]
    第1章 世界に広がる緑の政治
    第2章 温暖化する地球
    第3章 緑の哲学とは何か
    第4章 「欲求」でなく「必要」を満たす経済
    第5章 生命のための政治
    第6章 生き残りをかけた戦略
    解説 右でも左でもなく前へ進む運動を(鎌仲ひとみ;中沢新一)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 世界各国にある「緑の党」などの政党についての入門書。
    緑の政治とは環境問題に特化した主張のみしているわけではなく、失業者・障害者・貧困などの社会的マイノリティの権利の獲得と救済などを掲げている党も多いらしい。
    ただ個人的にはこの手の人たちには欺瞞を感じて信用していない。

  • 緑の政治について幅広く紹介した本。新書で200ページちょっとなので、一つ一つの記述はかなり短く不十分の感は否めないが、これを読めば見晴らしが随分良くなるし、考えるヒントも随所に散りばめられている。環境破壊の話は、もっと凄みを効かせても良かったかもしれない。十分に伝わってない人もいたみたいだから。

    さてしかし、読者がこの本だけを読んで緑の運動に希望を抱くとしたらそれはびっくりである。
    たしかに地域主義の思想などは注目に値するが、いやそれどころかグローバル資本主義のオルタナティブに当然なるべきと思うが、
    はたして「まともな代案をだせ!」と叫ぶ連中が黙るまで(民衆が彼らを無視するまで)、地球は健全でいられるだろうか。
    たとえ環境保護主義者が 変えるか死ぬかだと警告しようとも、経済人が黙るのは地球が破壊的な影響を受けたあとなのではないか。
    原発事故後の選挙でもわかったように、人々は環境のことなど、さほど気にしていないようだ! 自然が致命傷を負う前に 緑の政治が勢力をもつ可能性はいかほどだろうか!

    さあ、みんな。多国籍企業とともに人類衰退を迎えよう!

  • 緑の政治とはどういうものかについて、その考え方、特にその歴史について詳しく説明されている。
    だが、緑の政治が今後どこまで有効なのかは不明のままだ。

    「ガイドブック」にはなってないと思う。
    とっかかりとしてはいいかも。

  • 日本版緑の党「みどりの未来」には少し興味があってこの本を購入。
    現代の政治に閉塞感があって、橋下市長率いる「大阪維新の会」といった既存ではない政党がが台頭しているのではないか…と。
    こうした格差社会をもたらした背景にグローバリズムや資本主義社会が一つの要因ではないかと思ってますが、こうした見方も出来るんだなぁ…と。

    そもそも、自分自身が勉強不足で政治自体があまり理解出来ていません。
    これからの政治を勉強していく中で、判断材料のものさしとして使える部分もあるのかなぁ…と。

    ベーシックインカムなども勉強したのになぁ…忘れちゃいました(苦笑)

  •  緑の政治って、そもそもなんだかわからずに職場の本屋の平積みから購入。

     要は、「緑の党」の世界的な動きのその主張の分析。

     全体を通じて強い違和感あり。日本でいうと中身は社民党に近い。

    (1)個々の主張、例えば、共同体主義など共感できる部分はあるが、資本主義社会の根幹である市場主義、ひいては、グローバリズム自体を否定的にとらえる発想が理解できない。

     もちろん、市場主義はいろいろ、格差の問題など生じるが、これは生産者と消費者を結びつける効率的な仕組みであることは間違いなく、それを否定しても、現代社会は維持できない。

    (2)同性愛とかフェミニズムとか性の多様性とか、感覚的には嫌悪感があるが、そもそも、女性が本当に社会進出してくればフェミニズムとかの運動も下火になるように、個々の社会で生活しながら自分の立場を高めるのが大事だと思う。

    (3)反原発とか勢いづいているが、そもそも原発から脱却してどう安定的で日本から工場や世帯が逃げ出さないようなエネルギーシステムに変えていくか、暫定的には、比較的にはエネルギー効率によい天然ガスに頼るとか、もっと段階的、漸進的なアプローチが必要。

     橋下さんと緑の党は、悪者を特定して、それを実力行使で攻撃してたたく、それが弱まれば世の中よくなるといった幻想をまきちらかすのでは同じ穴のむじなだと思う。

     世の中、そんなに単純ではないし、慣性の法則もあり、急激な変化はかえって悲劇をまねく、どうファインチューニングしながら、それぞれの立場で日本と世界の経済社会をよくしていくかを地道に努力する以外に、特効薬はない。

     自分や、そういう格好の悪い態度を評価する社会や政治を評価する。

  • 12/02/17。

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緑の政治ガイドブック―公正で持続可能な社会をつくる (ちくま新書)の作品紹介

緑の政治は一九七〇年代に誕生し、いまや世界的な広がりを見せている。これは人間と自然の関係を中心にすえて、社会と経済のありかたを考え直そうとする大きな流れだ。福島第一原発が深刻な事故を起こし、グローバル資本主義があらゆる局面で行き詰まりを見せている今、私たちと私たちの社会はどのように変わっていけばいいのだろうか。その道筋を考え、着実な行動へとつなげていくために、世界各国の歴史と現状に学ぼう。

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