- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480066688
作品紹介・あらすじ
「いかに美しく勝利するか」という至上命題を掲げるチーム、FCバルセロナ。攻撃的でスペクタクルなサッカーにより観る者を魅了し、最後まで攻め抜くスタイルで世界の頂点に登り詰めた彼らのフィロソフィーが、そこにはある。「クラブ以上の存在」というスローガンを掲げ、長い歴史をかけて創られてきたクラブのアイデンティティとはいかなるものか。世界最強クラブと呼ばれる強さの理由と華麗なるサッカー美学の秘密に迫る、バルサの入門書決定版。
感想・レビュー・書評
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バルセロナを詳しく知りたい人にはいいかも
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FCバルセロナ、サッカー好きなら誰もが知っているリーガ・エスパニョーラに属する世界のビッククラブである。
バルサのサッカーといえば、美しいパス回しの印象があるのだけれども、そこにはボールを保持するための「ぷレッシング」がきわめて大事であることは本を読んでわかった。
トータルフットボールというやつだ。
僕が好きなのは、縦パスを入れたいけども、バックパスを経由してから、縦を入れるという作戦。一見矛盾しているように見えるのだが、この逆の動きが、本来の狙い、縦へ行く ということを成り立たせているのであるということだ。まるで、ストレートとチェンジアップも使いながらあ投げるかのような、ことで、ひとつクッション、まぁ意外性のあるクッションがあることで、縦へいけるということだ。
今までただサッカー中継を見て、感想を自分でもち、いろんな人のブログをみたりしながら、自分の意見を持ってきたつもりだけれども、本ベースでサッカーを勉強するのは初めてだったので、新鮮だったし、もっとほかの作品もよんでみたい。 -
現在多くのフットボールクラブがバルセロナのスタイルを見本にしている。ボールを圧倒的に支配し、相手を崩すサッカーは見た者の心を興奮させる。そんなバルセロナの強さの秘密が分かる本である。
熊本学園大学:(アラクチ) -
戦術オタクには第2章、3章、4章が面白いでしょう。
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戦術オタクには第2章、3章、4章が面白いでしょう。
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2013/2読了
「バルサの入門書決定版」と銘打たれている通り、バルサの歴史やアイデンティティ、近年の戦術やフォーメーションの進化を中心に分かりやすく書かれています。
この2年はメッシのゴール量産ぶりが凄過ぎて、私自身もバルサの強さの秘密=メッシじゃないかとすら思えてしまうこともありました。
が、本書でのバルサのプレー哲学である圧倒的なポゼッションの秘密は、バックパスとボールを失った後のプレッシングであるという解説、とても胎落ちしました。 -
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所在記号:新書||783.4||ニシ
登録番号:10214371
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バルセロナのサッカーチーム、FCバルセロナに関する書籍はいくつか読んできましたが、新書版の本書が一番わかりやすく、的確にバルセロナというサッカーチームを解説した本だと思います。
サッカーファンなら、現在進行系のバルセロナのサッカーを一番魅力的と思う人が大半ではないでしょうか?その魅力の理由を見事にミケルスからグアルディオラに至る、バルサスタイルの歴史的経緯を俯瞰することができます。
私のニックネームの一部にも使わせてもらっていますが、個人的にはプレイヤーとしても監督としても最も気に入っているグアルディオラも、バルセロナの紡ぐフットボールの歴史の一パーツであるにすぎないことが、よくわかります。