功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)

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著者 : 児玉聡
  • 筑摩書房 (2012年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066718

功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 入門書ではあるけれど、あくまでイメージを掴めるという程度で本格的に学べる本ではなかった。この本だけで功利主義と言うものを判断するのはよくないと思う。議論は緻密でなく、例えも的を射ているとは思えなかった。マイケル・サンデルの「これからの「正義」…」や永井均の「倫理とは何か」の該当章の方が、議論も確かで内容も深い。

  • 新書ということもあって、とても平易に書かれている。人間の倫理観を疑うような事件が次々と起こっているが、倫理というものは『学ぶ』ことではなく『考える』、『考え続ける』ことが重要であることがわかる。「いつわりの世界で幸福感に浸って生きるよりも、真実の世界で不満を感じながら生きていた方がよい」(P152)。不満があるということは人間として『正常』であるということなのかな。

  • タイトル通り、功利主義の入門書で倫理学についての新書らしい新書。不用意に深く踏み込むことなく、また著者の価値観を大量にちりばめることなく書かれているので身構えることが少なく読みやすい。しかもリファレンスとして使えるレベルでまとまっている。
    知識レベルで功利主義について知るならこの一冊になる。

  • 功利主義の批判.古い考え方として排除されることが少なくないが,道徳等はじめに様々な配慮がある.答えはないが,一考すべき考えかた.公衆衛生と功利主義についてはさらに学ぶ必要がある.

  • 再読。脳みそがたっぷり刺激される好著。批判的な考え方が分かり易く学べる。娘にも十代のうちに読んでほしい。

  • 功利主義的な考え方は、疲れないのでオススメです。
    あんまり口にすると引かれることがありますがw

  • 自分の考え方が少し整理できたような気がします。

  • かなりわかりやすくて面白い良書。基本的には倫理学の中でも「最大多数の最大幸福」を目指す功利主義者の考えについて説明しているが、ところどこに挿入されるユーモアが適度なスパイスになり、小難しさを緩和している。そして、単なる倫理学の解説本ではなく、倫理学をきっかけにして読者に「問い」を発しているという点で、ぜひおススメしたい一冊だった。とりわけ、「幸福とは何か」という、たしかに意外と論じられていない根本的な問いかけと、それに対する功利主義的なアプローチは個人的に大変興味深く、考えさせられる。

  • 功利主義入門できた。ブックガイドもすこし気になる。監視社会ものを勉強するため、というか前提知識として読んだ。

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功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)の作品紹介

倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功利主義」という理論についてよく考えることで、倫理学を学ぶことの意義と、その使い方を示す。「ルールはどこまで尊重すべきか」や「公共性と自由のあり方」という問いから「幸福とは何か」「理性と感情の関係」まで、自分で考える人の書。

功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)はこんな本です

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