中小企業の底力: 成功する「現場」の秘密 (ちくま新書 1065)

著者 : 中沢孝夫

• 筑摩書房 (2014年4月7日発売)

感想・レビュー・書評

[棚田 弘一さんの感想 · 2023年9月3日]

タイトルこそ「中小企業」とあるが、著者が度々言及している通り、規模の大小はここでは問題視されていない。「他をもって代えがたい」技術やビジネスモデル、技術者など、簡単には他社に取って変わられない力を持つ企業とその根底にあるものを論じている。

話しはマクロもミクロも広く出てくる。しかしテーマが一貫しているおかげでどっち付かずになることもなく、逆に色々考えさせられる。自分の今の仕事内容はどうか、取り組むべき取引先はどんな特長を持っているか、それを理解してお互いが活用できているのか、など。

オンリーワンとまでは行かなくとも、適材適所を探す、選ぶことはできるはず。そんな「組み合わせ」の視点を持っていたいと思える本。

[qqwv847g9さんの感想 · 2017年7月8日]

読みづらい‼

[h-nagisaさんの感想 · 2016年9月10日]

これで中小企業の底力は伝わるのか？
すこし文章も読みにくい。

[twilightexpressさんの感想 · 2015年3月9日]

最後まで読むにたえなかった。

[zhongxiaさんの感想 · 2015年1月17日]

取材力は認めるが、もうひとつ物足りなかった・

[fudaidsecさんの感想 · 2014年4月16日]

335.35||Na

著者プロフィール

兵庫県立大学大学院客員教授。博士（経営学）。専門は「ものづくり論」「中小企業論」「地域経済論」。1944年生まれ。高校卒業後、郵便局勤務から全逓本部を経て、45歳で立教大学法学部入学。1993年同校卒業。1100社（そのうち100社は海外）の聞き取り調査をおこなっており、ミクロな領域を専門とする。主な著書に『グローバル化と中小企業』（筑摩選書）、『世界を動かす地域産業の底力――備後・府中100年の挑戦』（筑摩書房）、『就活のまえに』（ちくまプリマー新書）、『中小企業は進化する』（岩波書店）、『中小企業新時代』（岩波新書）など。

「2018年 『転職のまえに』 で使われていた紹介文から引用しています。」