若者はなぜ「決めつける」のか: 壊れゆく社会を生き抜く思考 (ちくま新書 1110)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068194

感想・レビュー・書評

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  • 若者が生きづらい現代をいろんな側面から論じている。
    就活やフリーター、ニート、自己責任と、「弱者と強者」など非常に分かりやすく現代をとらえている。けれど物知りがうまく説明しているだけで、「だからこうしていこう」の部分はない。サブタイトルには「社会を生き抜く思考」とあるけど、やり過ごす方法が提示されているだけで解決策を模索することもない。ちょっと残念。

著者プロフィール

長山靖生(ながやま・やすお):1962年生まれ。評論家。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。開業医のかたわら、世相や風俗、サブカルチャーから歴史、思想に至るまで、幅広い著述活動を展開する。著書『日本SF精神史』(河出書房新社、日本SF大賞・星雲賞・日本推理作家協会賞)、『偽史冒険世界』(筑摩書房、大衆文学研究賞)、『帝国化する日本』(ちくま新書)、『日本回帰と文化人』(筑摩選書)、『萩尾望都がいる』(光文社新書)など多数。

「2024年 『SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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