無学問のすすめ: 自分の頭で考える思想入門 (ちくま新書)

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著者 : 伊東祐吏
  • 筑摩書房 (2015年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068460

無学問のすすめ: 自分の頭で考える思想入門 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 書名の面白いと思った
    思考方法の説明なのか?思想なのか?
    学問とはなにかを解く
    自分で考えることで一人前
    思想は必要である
    言語とは虚像であることを論説
    思想は「知性を勃起させること」であるとしてその後に批評が続く
    日本人にとってのあいまいさの移り変わり

  • 人間生きている限り、先人が積み上げてきた智慧・知識の影響を受けながら、日々の生活を送らざるを得ない。
    著者は、結局、自分の頭・身体で考えることが大切だという。
    智慧・知識の影響を受けることなく。
    「無学問」という概念も、所詮、先人の培ってきた智慧・知識の影響を受けたうえでの著者の「学説」という矛盾を孕んでしまっている。
    もうひとつ、解ったような解らない本でした(笑)。

  • 学問や思想の現実からの乖離を指摘することは、本書で取り上げられている吉本隆明を嚆矢として、これまでも繰り返しなされてきました。最近では、あるいは、『思想なんかいらない生活』(ちくま新書)などで知識人をメッタ斬りにした勢古浩爾や、「トンカツ屋のおやじ」のまっとうな生き様に関心してみせる『倫理という力』(講談社現代新書)の前田英樹も、同じようなスタンスを取っていると言えるかもしれません。

    著者は、知性による合理的な認識よりも身体の知を重視する橋本治、養老孟司、内田樹らの議論を検討した上で、身体知をことさら言い立てる彼らが、なおも学問の呪縛から逃れていないと批判しています。ただ、そうした主張を展開する本書にしたところで、吉本隆明や小林秀雄、あるいはアレントやヴァレリーらの思索をたどり、彼らの思想を解き明かしながら「学問」批判をおこなっているわけで、果たして著者の言う「勃起する知性」からどれほど身を引き離すことに成功しているのか、疑問に思います。

    そういえば三浦俊彦が、どこまでもメタ・レヴェルをさかのぼって〈私〉の追及をおこなう哲学者の永井均に対し、「「最後に1回首を傾げたほうが勝ち」的哲学ゲームは、必ずしも敏感さの証明にはならない」と述べていました。これになぞらえて言えば、「最後に1回そっぽを向くことが、学問の呪縛から自由だという証明にはならない」と言えないでしょうか。

  • クソ本すぎる

  • 【紹介】
    学問と知について考察する本。

    【コメント】
    今までの考え方が少し変わる本でした。
    印象的だった内容を紹介しますね。

    ・「学問とは、自分の考えを言う方法を学ぶことで」あり、「自分の考えを述べたものが、論文」。

    ・「豊かじゃなくなれば、すぐに未来や目標は生まれる。それなのに現在は、胃袋が満たされた状態で、言葉の上だけでは危機が叫ばれ、真剣な態度が要求されるため、閉塞感は深まっていきます。」

    ・「大切なのは、自分の頭と体で考えることなのです。」

    ・話を細かくしたり、複雑にしたりして”小難しく”すれば、どんなことだって批判できる

    ・「興奮してしまうと収拾がつかないが、興奮しない限り、大衆こそが物事をもっとも的確にとらえられる存在なのです。」

    ・「学問や知識は、それほど中毒性のあるものと言えます」

    ・「素人じゃないと、根底からぶっ壊したり、思いきって撤退したり、本音をぶつけたり、縦横無尽な発想をしたりすることはできません。」

  • 学問とは自分の考えを言う方法。
    それが論文。レポートは自分の考えを言わなくてもいい。
    学問はルールのある格闘技。
    これまでと違うことさえ言えばいい。マニアックでありさえすればいい。新しい考えを生み出す。
    学問の歯車で考えると、自分で物事が考えられなくなる。
    教養においてもっとも大切なのは、学ぶ楽しさを知ること。
    批判力と自ら学ぶ力。
    学問の世界においては、穴部とは、先人たちの積み上げてきた知識の蓄積を知ることで、考えるとは自分の力でその蓄積にさらにもう一段積むことを意味する。

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