社会学講義 (ちくま新書)

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  • 筑摩書房 (2016年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068989

社会学講義 (ちくま新書)の感想・レビュー・書評

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  • 社会学とはどんな学問なのかという問いから出発し、都市社会学、文化社会学、家族社会学といった個別分野の解説を行う。なるほど社会学は、政治学でも経済学でも法学でも心理学でもなく、対象の広さが特徴的だと実感。社会学ってどんな学問なのかという問いに応えるものであるから、社会学部を目指そうとする高校生や、私のように「社会学部出身だが社会学はほとんど勉強しなかった」ような人間、又は教養の一環として社会学を学んでみようかなと思う人など、多くの人が読める書だと思う。
     個人的に、一番勉強になったのは、ウェーバーの「価値事由」という概念。これは、あの社会事象を分析する者もその分析の対象である社会の構成員であることから、当該事象を客観的に観察し分析することは不可能だとして、それでも自らが特定の価値観に依っていることを自覚し、自らの価値観を特別視しない姿勢といった意味です。これは、自分が職場で働く上でも有益な点だと思う。自らの考えを絶対視せず相対化させること・・・難しそうだけれど。

  • 2017/11/8読了。

  • 社会学の本。

  • 入門書なのだから、初学者にとって、もう少し分かりやすく書かないと。
    少なくとも、私は、二度と社会学の本を手にとらない。

  • 「手軽な新書」として高校生や大学一年生の読者も視野に入れているとまえがきにはあるものの、正直なところ高校生の時に読んでいたら社会学に抵抗を抱いていたのではないかと思った。そこまで易しくはない。

    今までちょっとかじったことのある人が、復習、欠けている部分を補うのには最適であろう。

    あと、入門書は一人の筆者が一部始終書いている本(若林幹夫先生、見田宗介先生など)の方が、その人なりの「社会学」が浮かびあってくるので面白い。

  • 本書は教科書の要素が強い。社会学を社会学という一つのディシプリンに高めた先人の業績を紹介しながら概括している。ジンメル、デュルケム、ウェーバーはこの学問の修得を目指す人は読まなければならないとのこと。また意外だったのは、最近の研究者は理論面に関心を示さず、ある領域に閉じこもる傾向があるという。そういえば高等教育論も領域論の一つなのだろう。

    6章の佐藤による社会学の○○屋の表現はわかりやすい。理論屋、文献屋、調査屋、サーベイ屋、アンケート屋、フィールドワーカーといった屋号である。これらを統合した上で、今自分がどの仕事をしているのか、ということを意識するとよいと思った。

    なお、佐藤は『暴走族のエスノグラフィー』を著している。興味がある方は手に取ってみてほしい。
    http://booklog.jp/users/ikthr/archives/1/478850197X

  • 社会学が気になって.
    この一冊で幅広く何となく社会学がわかった気になれる.
    そうなの,わかったような,わからないような.そんな感じ.
    やっぱり社会学って難しい.

    個人を大きくしていくとそのまま社会になるわけでなく,
    社会になる過程で様々複雑な因果関係が生まれるというのは,
    当たり前なんだけど興味深いなと思った.
    数学的帰納法が使えないっていう.
    文系の学問はやっぱり難しい.
    思考のHow toがわからない,という感じ.

  • 改めて社会学について整理することができた。高等教育研究などを行う場合には、教育社会学が基本になっているだろうから、社会学をおさえて置く必要があると考える。最終章の佐藤先生の「社会調査論」は一読を進める。

  • 家族社会学の章が面白かった、かな。

  • 361||Sh

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