奇妙で美しい 石の世界 (ちくま新書 1263)

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著者 : 山田英春
  • 筑摩書房 (2017年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480069672

奇妙で美しい 石の世界 (ちくま新書 1263)の感想・レビュー・書評

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  • 瑪瑙を中心とした、単結晶ではない鉱物が描く文様の写真が多数掲載された本。
    ヴンターカンマー(驚異の部屋)、クンストカンマー(アートのキャビネット)、廃墟大理石などのそわそわする言葉をちりばめたエッセイの中で風景の石パエジナ・ストーン、クレーの絵を思わせるアルノーの緑、魔除けの効果があるとされた瑪瑙の縞模様、目玉模様の護符ナザール、小花文様を思わせるジャスパー、虹が見えるイーリス・アゲート、樹木を描いたようなデンドリック・アゲート、シマウマのようなゼブラロック、人造と見紛う球形のコンクリーション、白亜層に描かれた原始アートのようなセプタリア、女王が愛したスコティッシュペブルス、ロシアの孔雀石、リトル・グリーン・モンスターのヴァリサイトなどが紹介されている。
    文章と写真が見開きごとに交互に配置されているので写真だけを先に追うのも楽しいが読み方がやや難しい。

  • 2017年9月10日に紹介されました!

  • 石は生き物ではないけど、有機的な模様から尋常ならざる生命力を感じて圧倒されてしまう。写真を見るたびにフラクタルという言葉が浮かんだ。奇妙というか、気持ち悪さと紙一重の目が離せない美しさ。有機的なものは美しいのか。

  • 【458/Y19】税込 994円(本体価格 920円)
    http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23779862

    http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23779862

    H29_7月選書

  • すごく不思議/神秘的な模様の石が満載。
    解説文もあるので、図鑑目的以外でも楽しめそうです。

  • 東2法経図・開架 B1/7/1263/K

  • ページをパラパラとめくって、石の 様々な模様になんだかドキドキしてしまい 即購入。

    石のことなんか考えたこともなかったわたしですが、写真だけでなくて その文章にも大変ときめきながら楽しく読むことができました。著者の石に対する興味・ときめきが伝わってきたのだと思います。むかし、河原で石ころ拾っていたこともあったなー とか その時のわくわくとかも思い出しました。

    本当に多種多様な模様があるけれど、なぜだかわたしには人体に関わるもののように見えたりしてきた。細胞だとかCT画像だとか なんかそんなものに見えたりする。気持ち悪い!と綺麗!とただただ未知との遭遇!!という いろんな感情を 石の模様に対して抱きました。

  • 石といってもよくある鉱石図鑑的なものではなくて、こちらおもに瑪瑙や碧玉等の「断面」に特化しているのが新鮮。とくに石マニアではない私のような初心者にもわかりやすく説明してあって、なおかつ1冊の半分がカラー図版ですごい贅沢!新書なのでとてもお買い得。

    それにしても石の世界は奥が深い。風景画や抽象画のような絵画にしか見えないようなものから、サイケデリックな現代アートのようなもの、とても自然の造形物とは思えない前衛的なオブジェのような形状、色彩、花や植物を閉じ込めたようにしか見えないようなものまであって驚愕。昔の人が化石と混同したり、絵を長年埋めといたらこうなる等の説、神様が作った説などあったのも頷けます。

    あまりにも美しいものは、気づくとポカーンと口をあけて5分くらい眺めていたりしてしまう。すごい。著者のHPもあるようなので息抜きに眺めよう。http://lithos-graphics.com/design/ ちなみに本業ブックデザイナーというのも驚き。http://www.lithos-graphics.com/

  • 奇妙で美しく、面白くて一気読み! 石の、なんとまあ、綺麗で不思議なことよ。
    カイヨワしかり宮沢賢治しかり、その他文学にも石は数多く登場し、人を魅了する。

    知っている石もたくさん出てくるが、知らないこともたくさんあった。前からサンダーエッグの実物を是非見てみたいと思っていたが、写真を見て思いはますます募る。

    この著者の「石の卵」もとてもよかったけれど、こちらは石を巡るエッセイであり放浪記とも言える。
    終章には憧憬の淋しさが漂っていて、石へのラヴレターでもあるよね、これ。

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