江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴 (ちくま学芸文庫)

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著者 : 田中優子
  • 筑摩書房 (1992年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480080073

江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • とくに第一章、四章を面白く読んだ。神戸の南蛮美術展で見た、16、17世紀の大名達が好んで収集したという世界地図柄のカラフルな何枚もの屏風、そのバックグラウンドが理解出来たような気がした。近代・中央集権国家の形成に繋がらないからといって教科書の記述で飛ばされてきた部分に焦点を当て、活写している。評論というよりは語りのような、少し浪漫ちっくさのある筆致が特徴あるなぁと。

  • 721夜

  • 1992年(底本1986年)刊行。著者は法政大学第一教養部教授。

  • 学生の頃、単行本を読んだ記憶があるのだが内容はすっかり忘れていた。平賀源内の活動を通して、近世―江戸時代―が、抑圧された時代ではなく、いかがわしさをもとに躍動をしていた時代だということを示してくれる。
    そして、鎖国し世界とつながっていなかった、というのも大嘘で、世界の中の日本、文化的にも技術的にも商業的にも錯綜して絡み合った関係があったことも明白に示される。
    近代が行き詰まっていると言われるいま、過去にヒントを得ようとするな近世―江戸時代―なのではないか、と思う。それを一言で言うなら「相対化」だ。

  • [ 内容 ]
    近世的なるものとは何だったのか―。
    平賀源内と上田秋成という同時代の異質な個性を軸にしながら、博物学・浮世絵・世界図・読本といったさまざまなジャンルの地殻変動を織り込んで、江戸18世紀の外国文化受容の屈折したありようとダイナミックな近世の〈運動〉を描いた傑作評論。
    1986年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞作。

    [ 目次 ]
    はじめに 近世的なるものへ
    第1章 金唐革は世界をめぐる―近世を流通するもの
    第2章 「連」がつくる江戸18世紀―行動本草学から落語まで
    第3章 説話の変容―中国と日本の小説
    第4章 世界の国尽し―近世の世界像
    第5章 愚者たちの宇宙―『春雨物語』の世界

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 3/11 読了。

  • 江戸文化って面白い、という想いは伝わってくるのだけど、いかんせん串刺しとなるコンセプトが見えづらくて、読んでいて話が右から左に過ぎていくのがもったいない。

  • LBR

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江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴 (ちくま学芸文庫)の作品紹介

近世的なるものとは何だったのか-。平賀源内と上田秋成という同時代の異質な個性を軸にしながら、博物学・浮世絵・世界図・読本といったさまざまなジャンルの地殻変動を織り込んで、江戸18世紀の外国文化受容の屈折したありようとダイナミックな近世のを描いた傑作評論。1986年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞作。

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