- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480080462
作品紹介・あらすじ
呉王朝の礎石を築いた「江東の小覇王」孫策は、二十六歳でテロルに倒れた。兄の覇業を完成させた孫権は、賢者と能士をよく用い、忍耐強くて堅実であったが、猜疑心も強かった。晩年には寵姫に溺れ、八歳の末子を太子に立てて禍根を残した。本冊には、孫堅と孫策、呉主孫権、三人の嗣主、それぞれの夫人たち、宗室の孫静や孫賁、内政のブレーン張昭らの伝、すなわち「呉書」第一〜第七を収める。
感想・レビュー・書評
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孫家、骨肉の争い
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一番マイナーだと思われる三国志正史の中の呉書。それほど期待はしていなかったけど張昭の頑固オヤジぶりや孫一族の宴会好きなどが面白い。
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正史です。三国史上、史実として大物同士の一騎討ちをやらかしたのはこのふたりだけw この巻に孫策も太史慈ものっているので、ご興味のある方はここだけ持っててもよいかも。孫策と太史慈のやりとりは太史慈伝にあります。また孫策伝にある記述よりも、他の家臣の伝に出て来る孫策の記述の方がナマの孫策像を感じ取れるので、7巻と一緒のほうが人物像を楽しめます。
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孫堅伝・孫策伝・孫権伝、呉夫人伝、太史慈伝など何度繰り返し読んでも足りない程面白い、今から1800年も昔の武将たちの躍動感溢れる活躍が書き残されている奇跡のバイブル。
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呉の君主らの伝。「呉書」第一〜第七が収められている。孫堅ら孫一族を中心にまとめられている。演義では記述の少ない「呉」勢力に焦点が当てられているので、もしかすると意外な一面を垣間見るかもしれない。
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正史唯一の完訳版。(だっけ?)
諸葛瑾好きなのでこの巻買いました。 -
虎、小覇王、碧眼児