空飛ぶ円盤 (ちくま学芸文庫)

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著者 : C.G.ユング
制作 : C.G. Jung  松代 洋一 
  • 筑摩書房 (1993年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480080578

空飛ぶ円盤 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 人間の深層心理みたいなものが幻視としてUFOを登場させてしまうのではないか?というユングの分析は面白いと思ったけど、あとは何書いてあるかさっぱり分からなかった。UFOというテーマはなんとなく近づきやすそうなもんなのに・・・。

  • 無意識のイメージが自分の中で最近やっと固まってきたんです。それで、原型とか、シンクロニシティとかがもっとリアリティーをもって感じられるようになってきました。具体的に言うと、数の持つ具象性と抽象性ってのはちょっと前だと理解できなかったかも。どことなく、1q84において村上春樹が語っていた潜るという単語とも結び付く。

  • 人々が幻視によって神を見たように、UFOも心の中の反映として"みえている"という解釈、、、だと思われる。がかなり文章が難解で理解するに至らなかった。心理学をもっと勉強したのちに再読せねば。

  • ユングの「集合的無意識」というコトバは、コトバとしては知っていましたが、うーんこういうことなのか。

    「魂の現実性がいかなるものであるにせよ、それは生の現実性と軌を一にしており、さらにそれを超えて、無機物の形成法則とも関連をもっているように見える。さらにいうならば、最も人の信じたがらないことながら、超心理学の課題である、あの時間と空間を相対化してしまう要素さえそなえている。」

    …集合的無意識というのは、バクゼンと「DNAの記憶みたいなもんか」と思っていたんですが、それよりも、もっとデカいものみたいです。むしろ、「無機物の形成法則」にもつらなり、物理的な時間や空間を超えるような存在が活動するところ…

    UFOというのは、そういう普遍的無意識が生みだす元型的イメージが、たまたま現代風に工学的な装いをもって表出したものだ、と。「核」と「冷戦」の時代の元型的イメージがUFOというかたちをとったとしたら、「原発」と「国際的市場経済システムの疲弊」と「地球的環境危機」の時代には、どういう元型的イメージがふさわしいのでしょう。

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C.G.ユングの作品

空飛ぶ円盤 (ちくま学芸文庫)の作品紹介

UFOの存在を示す確証は何もない。しかし、心的存在としてのUFO現象は古代にまで遡ることができ、その中心には円い物にまつわる幻視や伝説、神話がある。ユングはそれを曼陀羅へ通ずる全体性の象徴と見、そこには人類の深い過去に根ざした元型があると考えた。象徴比較や夢解釈を駆使して、現代の神話としてのUFO現象を分析し、心的全体性を回復する契機にしようとした、ユングの生前に刊行された最後の著書。

空飛ぶ円盤 (ちくま学芸文庫)はこんな本です

空飛ぶ円盤 (ちくま学芸文庫)の単行本

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